魔法少女マジカル☆ドリーマーズ

特別編 ここまでの登場人物と物語のおさらい

登場人物紹介（マジカル☆ドリーマーズ編）

番所（ばんしょ）蝶介（ちょうすけ）：マジカル・バタフライ

　夢見丘高等学校二年三組。筋肉モリモリでいつも怖い顔をしているので、みんなから苗字と名前から一文字ずつ取って「番長」と呼ばれる。本当はみんなと話をして仲良くしたいと思っているのだが、その風貌から常に怖がられてしまう。

　茶髪に緑色のカチューシャをつけてオールバック風にしているのは、本人曰く、カチューシャを使えば可愛くてみんなが気軽に話しかけてくれるんじゃないかとのこと。大間違いである。

　彼が変身するマジカル・バタフライは緑色、風属性の魔法少女。しかし本人は風の魔法など使わずに物理攻撃でゴリ押しするのが好き。男らしい言葉で喋っても、全て女の子言葉に自動変換されてしまうので、戦っているときは結構好き勝手に言葉を発している。

城ヶ崎（じょうがさき）悠花（ゆうか）：マジカル・エターナル

　夢見丘高等学校二年三組。黒髪おかっぱボブに黒縁のメガネをかけている。見た目はいかにもおしとやかな超優等生の学級委員長。しかし頭の中は魔法少女のアニメのことでいっぱい。家に帰れば魔法少女アニメのグッズに囲まれた部屋で妄想にふける毎日である。

　将来の夢は、魔法少女になること。しかしそんな夢をみんなの前で言えるはずもなく、学校ではお利口な学級委員長を演じている……いや、どちらの姿も彼女の本来の姿なのである。最近はいろいろなシチュエーションに萌えて鼻血を出すことも多く、そういう立ち位置を確立しつつある。

　変身後はマジカル・エターナルとなり、誰よりも素晴らしい動きで敵を倒す。十年間のイメトレは伊達じゃない。黄色、光属性の魔法少女。見えない魔法のステッキで強力な魔法を繰り出す。間違った、見えないのではない。ステッキは持っていないのだ。

海原（かいばら）秀雄（ひでお）：マジカル・オーシャン

　夢見丘高等学校二年三組。テストは常に学年一位の超天才。自分にわからないことがあるのが許せない性格で、気になったものはとことん納得がいくまで調べたり勉強したりする。若干友達からも惹かれてしまうほどだが、本人はさほど気にしていない。

　おかっぱ頭に丸メガネ。イメージとしては日曜夕方六時からのアニメの学級委員長が近いかな。あまりにも超天才すぎるので、わずかな情報で大筋を推測することができる。しかもそれがほとんど合っているから驚きだ。

　マジカル・オーシャンに変身する。青色で水属性の魔法少女。完全なるサポートタイプで（最近の言葉で言うと、バフ・デバフ役）敵の攻撃を防ぐ魔法や味方の攻撃力を上げる魔法を使う。

リーサ・アレキサンドラ・マジカル ：夢野（ゆめの）李紗（りさ）

　マジカル王国の王女。夢見丘高等学校二年三組。夢喰いに襲われたところを母親の異空間魔法によってなんとか逃げ切り、人間界へ。彼女の使命は五人のマジカル☆ドリーマーズをさがし、夢食いを倒すことである。

　背中ほどまである綺麗な金髪で、モデルのような整った顔立ちである。ペンダントの力で夢野李紗として高校に転入してから瞬く間にファンが増えた。マジカル王国では優秀な魔法使いであったが、人間界ではなぜか魔法が使えない。

　家はペンダントの力を使って、どんな場所からでも入室可能。ただし出る時も同じ場所でないといけないという制限がある。現在は悠花の部屋を出入り口として使わせてもらっている。

マーヤ

　リーサの妹。マジカル城の地下に封印されていた夢喰いの封印を解いた張本人。現在夢喰いの魔力から支配を逃れ、静養中。

　第７話の時点ではここまでの情報のみ。

　四人目、五人目の魔法少女はいったい誰なんでしょうね！　お楽しみに！