サディスティックマイケル

 HAHAHA!見てください読者の皆さん!!人が、生きていたものが!

何もしゃべらないゴミ屑になっていきます!!HAHAHA!

きっともいろいろな人に愛されていたのでしょう!!

いろんな色恋をし、幸せを築き、子供を残し、僕に殺される!!

HAHAHA!すばらしい!最期を彩るのはこの僕。

マイケル・徳川・ロサンゼルスです!!HAHAHA!!


 暗い、暗い。誰も助けに来ない。むざむざと仲間たちは殺されていく。

狂ってる。異常だ。そんな言葉達でも足りないほど、やばい。

目の前で仲間たちが、家族が、両断だ。奴は一本の刀を持っていた。

持っていた。そう。気づいたときには、俺も両断されていた。

誰か、頼む、来てくれ、、グフッッッ、、


 臓物!?いいでしょう!切り刻んで差し上げます!!

あぁ、、きもちいぃ、、いつからでしたか、、人を切り始めたのは、、

最初はほんの出来心。学校で飼っていた兎を両断しました。

その時の兎は、そう。今と同じ!!

となって転がったのです!!

それからはもう、生き物を生き物として見れなくなりました。

全部切ります。あらゆる気に入らない人、生き物を切り刻んできました。

僕はそのたび、高揚と、生を実感したのです。そう、今のように!!

あぁ、、本当に、僕は生き物を殺すために生まれてきたのですね!!


こんなとこで終わるか、、俺はまだ生きたい!

まだ玉は残ってる。これで奴を撃つだけでいい。

だが、手が動かない。どれだけ撃とうとしても。

違う、無駄な情は捨てろ。

俺はここで撃たなきゃ殺されてしまう!

動け動け!!


 HAHAHA!もっともっと!!足りないです。足りません!!

欲しています!血が!呼んでいるのです!!

あぁ、、きもちぃ!!いいでしょう!あなたはそれを撃ちなさい!

さもなくば死んでしまいますよ!!HAHAHA!!

うっっ!?やりましたね、、だが、終わらない!!


銃を持った男の脳信号は、もう脊髄には届かなかった。


 ここから、まだです!!終わらない!!このまま!

あぁ、きっと僕は生まれ変わってもこれを続けるのです!!

そう。そうしよう!!では読者の皆さん!!

いつか会いましょう!

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