馬鹿にされる

人から馬鹿にされたことがある

何度も

あまりよく知らない人からも

関わらなくてはいけなかった人からも


その度に私は傷ついた

自分は人から馬鹿にされるような人間なのだと

自分に落胆したりもした


なぜなら私が私を馬鹿にしていたからだ

だから他人のそれに過敏に反応していたのだ

私は無力な私が嫌い、大嫌いだった

可哀想な私 自分自身から嫌われるだなんて


そういう雰囲気を感じ取って、人は私を馬鹿にしたのだろう

自虐に染まった私に気づかせようとしていたのではないか

パズルの1ピースでしかない自分が嫌だった

人と協力できない自分がそこにはいた


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