鴉の喜び

漆黒の羽の下には極彩色を隠している

人は愚かだな

そう言いたげに羽を悠然と折りたたむ


この世界は虚構と変わりはしない

鴉は生き物が役を演じていることを知っている

存在する喜びを 特に人という生き物は忘れがちだ


でも俺の知ったことではない

今日も仲間と遊んで暮らそう

それが俺達の楽しみなのだから

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