季節頂上決戦
夏の風の子どもが泣いているよ
君は可愛いいい子だね
お父さん、お母さんはどこに行ったのだろう
秋の風の子どもは笑っているよ
君はここに何をしに来たの
暑い日が五次元にしまわれている
奥の方に固まって、出番を待ってる
令和は女の子
青いワンピースを着ているの
アイヌの踊りを舞うよ
失われた時間は水が覚えてる
実行機能が弱いの
でも生きているし、毎日少しずつ賢くなっていってる
夏の曲がり角にいるアンドロイドは
首を傾げて男の子のカードを見ていた
タロットで塔ばっかり出る
そんなに破壊と再生がしたいのか
完結した小説を
小説家は畳に寝転がりながら読んでいた
あの世は小川の果てにあるよ
そう簡単に死ねると思うな
レースのついた靴下を
洗うのは私の母です
ネバーランドという題名を
懐かしく見ている、青春
鬱っぽくて可愛いあの曲が
よせばいいのに無限リピート
夏の風と秋の風がぶつかって
始まりました季節頂上決戦!
父と母に争わなくてもいいと言われた
二人ともお家に帰りましょうね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます