地球

「高度に成長したエゴは 恋と見分けがつかない」

生まれる前にいた世界から永遠に置いてけぼりにされてしまった、という感覚だけを抱えてよたよたと歩いている。

ビックバンの名残の光が地球に届いたときにまだ宇宙が残っててよかったね、って、君の肩をぽんと叩く。

靴下を履けたから今日はもうなにもしなくていい、と決めてしまえば世界から敵はいなくなるよ。愛してる。だから、みんな、消えて。

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