第21話・・ちょいとさんの初恋?

水辺で野良犬さんに逢ってからしばらく時間がたちました。私達🐶3匹はいつもの様に仲良く遊んでいます。ご主人様達も仲良く遊んでいます。季節は廻って秋の気配が漂います。肌寒くなっていました。いつもの公園の樹も色づきはじめました。私達は今日いつもの散歩コースを外れ違う散歩道を歩きます。

「ワン・・・なんかいつもと違う道」

「くぉん・・そうだよね!なんかドキドキする。」

「ウォン・・本当になんか新鮮だよね!」

私達は探検家になった気分でした。

ご主人様達も和気あいあいと話しながらの歩いています。

田んぼのあぜ道を通り、細い道を抜けます。するとそこには小高い山がありました。その小高い山はとても綺麗に色づき素敵な風景でした。


でも、そこは野良犬さん達の住みかでもあったのです。この前水辺であった野良犬さんもいました。


「ワォン・・確かこの前のちょいとさん達だね」

「ワン・・・野良犬さんこんにちは、このに住んでるの?」

「ワォン・・そうだよ、ここは寒さや雨露をしのげる場所もあるし、」


その中で1匹気になる野良犬さんがいました。なんだか寂しそうで気になりました。その心が恋だとは、いまの私に知るよしもありませんでした。


・・・22に続く


初恋をしたちょいとさん。

ちょいとさん🐶と野良犬さんの運命とは

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