第16話・・ちょいとさんの年の瀬門松事件

年の瀬が来ました。もう直ぐお正月です。お正月なる物は1年の始まりだそうです。私もクロちゃんも一つ年を取るそうです。年の瀬と言っても私達には関係ありません。いつものようにご飯を頂き寝て散歩の繰り返しです。クロちゃんともいつものようにお話をします。

「ワン・・・クロちゃんおはよう」

「ミャン・・ちょいとさんおはよう」

「ワン・・・何だかお家が騒がしいね」

「ミャン・・そうなんだ!大掃除だって」

ご主人様達は大掃除と言う行事をやっているそうです。私は何もする事が無いらしく昼間はぼーっとしています。大掃除が終わると私達のお風呂の時間が来ます

冬場は、夏場と違い1週間に一度お風呂に入れます。冬場のお風呂は格段に気持ちいいです。お風呂が終わると夕食です。いつもの献立が来ます。私はいつも元気よく食べます。・・・


数日後、お正月が来ました。

ご主人様が私達におめでとうの挨拶をしてくれます。ご飯の献立もいつもより少しだけ豪華でした。牛乳も貰いました。

そのあとエリーちゃんとお散歩に行きました。玄関には門松なる物があり私は匂いを嗅ぎました。とても良い匂いがしました。エリーちゃんに私はこう言います

「ワン・・・エリーちゃん門松なる物知ってる」

「くぉん・・ちょいとさん知ってるよ玄関に飾ってあったよ」

「ワン・・そうなんだ!」

門松なる物はお正月に飾る物らしいです

ご主人様達はお正月が過ぎるといつもの生活に戻るそうです。

そして3月が来ます。・・・17に続く


この門松事件は面白くて何時間も門松の匂いを嗅いでいました。🐶

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