第9話・・お風呂大好きちょいとさん

ある雪の日の事です。

「ちょいとお風呂に入ろう」

とご主人様が言いました。そうなのです。私はテリヤのかかった雑種で冬の季節は毛が長く伸びます。クロちゃんはお風呂苦手と言っているけど、私はお風呂が大好きです。お風呂と聞いて興奮します。

「ワン・・早く早く入ろうよ」

私はご主人様をせかします。この日は特別にご主人様のお風呂場に入れます。

まずは、手足を濡れタオルで綺麗にふかれます。私はもう興奮の坩堝にいました。お風呂場に着くと扉を閉められます多分クロちゃんが走り回るので私も走り回ってしまうのでは?とご主人様は考えている様です。まずは、ぬるま湯を何回かかけてくれます。その後毛並みにあわせてブラシなる物で身体をごしごしされます。とても気持ち良いのです。そして

シャンプーなるものの出番です。私の身体はみるみる白い泡で包まれます!その後シャワーなるものでシャンプーを洗い流してくれます。まるで夢を見ている感じがします。一通り終わればタオルなるものでふかれドライヤーなるものを吹き掛けられて毛並みを整えてくれます。本当にお風呂は大好きな私でした。

お風呂から出るとしばらくは土間と言われる所にいました。とても楽しかったです。・・・10に続く


ちょいとはお風呂好きでした。🐶🧴🚿

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