第四章 大陸制覇
第72話 大陸中央部探索
魔物殲滅と肥沃な、とてつも無く広大な台地が気になって、偵察に行くことにしました。
豪君進君は、言わなくても着いて来る。
側近隊の魔女達5人に、ケンタウルスだが人化の出来るタウル達4人が、当然護衛として同行するって事で、12人で駆け足、悪路ではジムニーより皆速い。
様子見にちょっとのつもりが、大勢で走って居ます。
メズ将軍が獣人部隊、オクス牛人隊10人、メイ狼人隊8人、キアラ狼人隊7人、それにダズ、ゴズ副将軍達も、後方を走って着いて来ます。
最終防衛砦の防護璧上から、警備兵達が驚いて眺めて居ました。
驚くよね!私達、非常識な走りしてる。
と思って振り向くと、セント、トール隊長率いる、ケンタウルス隊20人まで着いて来てる。
「ゴウギ侯爵に伝えて!大陸中央部調査に向かったって!!」
防壁上の兵士達が、手を上げて合図して来ます。
「この最強団体の移動、様子見で終わらないよね」
サイは、本気で調査する気になって居ました。
「この橋は儲け物ね!!」
「サイちゃんは、イグリス神に凄く気に入られた様だね!」
「あの変な神様より、ユーフラット神様達の方が、ずっと頼りになるよ」
「サイちゃん、何故か超感謝されてたもんね!」
こちらは天界
ミシは煮えたぎった台地を落ち着かせ、サイが歓びそうな果樹園を造り終り、神力回復中。
コウガは狂暴な昆虫、サイが悲鳴をあげる程嫌いらしい巨大Gを優先消滅させた所です。
『しかしサイ様は凄い人だな!』
『そうですね!あのイグリス神様を、思う様に誘導し神力を使い果たし、昏睡に陥れて下さった!』
『イグリス神様の、存在を忘れる様に人々を導き、祈りの形で神力補充出来ない様に細工しても、主神の神力は膨大!1万年は枯渇しない神力だった』
『ユーフラット神様、私は地上に常駐、サイ様の農園を管理したくぞんじます』
『ミシだけで無く、私も魔物を無害で有益な動物に変えるべく、地上でサイ様の助けをしたくぞんじます!』
『コウガにミシ、降臨は暫し待て!サイ様は不必要に過剰な助けは、喜ばれないと思うぞ』
『必要な時は、サイ様から、お声が掛かると思います』
『では、もう一頑張り!ワイバーンを少し小型に地を走る、ヤンバル食いねぇ?じゃ無いヤンバルクイネに改造!焼き鳥みたいに塩をふって焼く!旨いぞ』
「コウガ、サイ様がお手本示して下さってたでしょ!」
「?ユーフラット様、お手本とは?」
「人の手が足りないなら、増やすのです!馬人や牛人ですよ!」
「おぅ!成る程!!サイ様の
余程イグリス主神に、悩まされて居たのか、ユーフラット神達4柱の神々は、サイを主の様に敬って居ました。
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