第41話 天下分け目の大決戦2

 一方的戦闘です、遠過ぎてミドロ軍は我が軍に攻撃するすべが無い。

 8人の魔法で、中央は動く者が居なくなってる。

 ジムニー戦車隊は外縁から敵軍をガシガシ削って行ってます。


 ミドロ軍はじわりじわり後退してるが、降伏する様子が無い。


「切りが無い!ゴウギ将軍をしまつしないと、全滅するまで決着着かないね」

「ありゃ?サイちゃん、右側攻撃の戦車隊、後ろに回った?」

「豪、将軍狙い、後を削ってる」


 私はジムニー二台出して。

「進君運転して!豪君、マミ、シリア乗車、魔法攻撃!!」

「「「「了解!!」」」」

「ビーバ、オリーブ、モコ、こっちに乗車!魔法攻撃よ!!」

「「「了解!!」」」


「防衛軍は元盗賊の見せ所!戦場跡の金目の物漁れ!!」

「「「「「「「「「「おーーーーぅ!!!」」」」」」」」」」

 51人の隊員達、元気良く走って行きました。


 私達二台はミドロ軍中央に向かいます。


 下がりながら、中央に開いた穴が徐々に塞がっています。

 魔法は手元から出る物で無く、目標物に対し発生する物で、車のフロントグラスは邪魔になりません。


「闇を一掴み射ち放つ!爆裂!!」

 中央に、集まりかけた兵達が吹き飛びました。

「「「女神様!その呪文格好良い!!」」」

「サイで良いよ、爆裂撃って!!」


「「「はい!サイさん!!」」」

「「「風を射ち放つ!爆裂!!」」」

 この娘達こたち普通、わずらって無いね。


 撃って出て正解でした。

 豪君達と私達で、ミドロ軍をサクサク刈り取っています。


 ついに中央最深部に到着「ゴウギ将軍発見!!」

 将軍はイッパイ勲章みたいなの着けて、一目で分かる派手な軍服着てる。


「将軍の周りを掃討そうとう!」

「「「はい!」」」


 豪君達に意図が伝わら無かったようで、将軍が吹き飛んでる。

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