快傑令嬢
更科悠乃
第一部「快傑令嬢、ただいま参上いたします!」
第一部 主要登場人物紹介
□『快傑令嬢』リロット
王都エルカリナにはびこる悪を払う正義の少女。大きな薔薇を象った帽子、薄桃色の豪奢なドレスを身にまとい、自分の顔を相手に覚えさせない魔法を帯びたメガネをかけている。無敵のムチとレイピアを縦横無尽に操り、神出鬼没、弱きを助け強きをくじくその行いで王都エルカリナの民衆からも愛されている謎のヒロイン。
□リルル・ヴィン・フォーチュネット
本編の主人公。伯爵家フォーチュネット家の一人娘。感情豊かで明るく優しくよく笑い、他人のために怒って悩んで泣く少女。貴族でありながら幼い頃から平民の中で育ち、身分の差という偏見をひとかけらも持たないおおらかさを持つ。乳兄弟で幼い頃から兄妹のように触れあった少年・ニコルを心から愛し恋い慕う中、父親が持ち込んでくる婚約話に悩む日々を過ごしているが……。
□フィルフィナ
リルル専属のちびっこいメイド。耳が埋もれるほどのふわふわした髪型をし、親しい相手以外には自分がハイ・エルフだということを隠している。実はエルフの王族の娘。かつて行き倒れかけていた自分を救ってくれたリルルに強い愛情を向け、その身と心を守るためにはすべてを引き替えにしてもいいと思っている。そのため、リルルのためにならないものに対しては苛烈極まりない対応を見せる。
□ニコル・アーダディス
やわらかく明るい金色の光を帯びた髪が美しい少年。誰にでも公平に接し親切に振る舞うその立ち振る舞いから、男女問わず周囲の人間に愛される。多くの女性の心を捉えているが自分の心は、愛するリルルだけに向けられ、それ以外の人間の恋心に気づく様子もない。背が低いことをコンプレックスとして抱えており、そのために自分は女性にはモテないのだと思い込んでいる。
第一部において、王都から歩いて三日の距離にあるゴーダム公爵領の騎士団に所属し、成人の日を迎えて准騎士に昇格している。
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