第3話 文字、言葉の重みがない

記しても、気持ちが伝わらない

何を思い、気遣い、察し、思いを巡らすのか

そういうことが薄れてきた

表現することが、相手にイメージを与える能力が、

なくなりつつあり、記号と呈してきた

記号を解読して、その意味を知っただけ

そこに思いというものを感じない

ヒトとの関係が薄れつつ、画面でのやりとりは

メールと同じ。

そのひとの温度を伝えない

ただ、怒った、泣いた、喜んだ、というだけ

無表情で、淡々と話し合い

共感するのは、その時間だけ

余韻があるのは、いずれなくなる

これが、いまだ。

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