　仏教最高です！漫画最高です！漫画喫茶最高です！

　昨日、バンドのメンバーが「自分は映画で育った」と言っていた。

　その言葉を聞いて「自分は？」と考えてしまいました。

　はい！自分は漫画とゲームで育ちました。

　それ以外の物でも育ったのですが、その二つは物心がつくころから生活の一部でした。

　兄ちゃんが月曜日にジャンプを買って、僕が水曜日にマガジンを買う。で、お互い交換して読む。

　仲が悪くなってからも、暗黙の了解のようにその習慣は変わりませんでした。確か僕が小学一年生ぐらいから始まり、二年前ぐらいまで続いていたので、うーーん、何年でしょう？

　性格は正反対なのに、ゲーム好きで漫画好きなのは兄と一緒です。

　ゲームと漫画は兄ちゃんの影響、音楽と投資は姉ちゃんの影響。うーん、いまさらですが、無意識に兄と姉の背中を見て育ったのを実感します。

　とにかく漫画が好きで、小学生の時はこち亀を全巻揃えてました。

　そのこち亀は高校の時に付き合っていた子の誕生日プレゼント代に変わりました。うーーん、切ないな～。

　好きな漫画は多々ありますが、ダントツで好きなのが手塚治虫だ！！！なぜか家に火の鳥が置いてあり、小学生の頃から何度も何度も読みました。

　小学生なので内容が理解できないのですが、不思議と惹かれました。読むたびに底知れぬ恐怖を覚えて、居ても立っていられない感情に陥るのに、また読みたくなるのです。

　その後も小学校の図書室に顔を出しては、すべての漫画を読み漁りました。もちろん火の鳥もあり、他に裸足のゲンがおいてありました。定番の漫画達です。

　火の鳥で特に好きなのは「黎明編」、「宇宙編」、一番好きなのが「鳳凰編」、雰囲気で言うと「羽衣編」です。

　テーマというのでしょうか？ブッダと「鳳凰編」は似ている部分が多いです。もちろん、仏教が関わっているからです。

　因果応報、生々流転、とても自然な言葉が多い仏教に親しみを感じるのは日本人だからでしょうか？

　どの手塚漫画も、相対性というのでしょうか、主人公が大体二人います。というよりも、二人いないと話にならないのでしょうか？

　変わっていく人物の表情、手塚漫画はとにかく人の表情が豊かで、あるページを境にがらっと目つきが変わったりします。言い換えれば人の中身ははすべて顔にでるということでしょうか？するどく、豊かな表現力です。

　面白さをあげればきりがないのでやめておきます。ただ、手塚漫画にはこの世のほとんどが詰まっていると思います。学校で自分の役に立たないことを嫌々聞くよりも、よっぽど自分のためになると自分は思っています。

　漫画は中毒性があります。学校をさぼって漫画喫茶に通いつめるようになると末期症状です。

　あっ、他に好きな手塚漫画を挙げるとすれば、いろいろありますが「陽だまりの樹」です。

　器用な人も魅力的ですが、不器用な人に心惹かれます。なんともやりきれない漫画大好きです。

　ちなみに今日は１４時間漫画喫茶に居ました、、、

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