第84話―ミナヅキ会議その参―
先駆したアイデアを愚管抄は不要と捨てた。
本来ならこんな唐突で無用とも捉える。とりあえず生徒たちが交友を築けるようなコンセプト。それ以上も以下は用意されておらず
(本来なら、こんなバカバカしいこと……
無視して相手なんかするものですか)
ウヤムヤな問題を積極的に取り組んだことに、わたしは
「おぉー、副生徒会長なにかあるのか」
こみあがってくる怒りを抑えるのに必死なっていると金髪イケメンに求めて促していた。
ちょっと気になり顔を上げると、別に無茶振りとかではなく彼が自ら主張すると手を挙げていた。
「ええ。かつて行われた茶会を開催しましょう。あまり本格的にされると心を萎縮なる。
そうならないよう豊臣秀吉と千利休の大プロジェクトで催された
民なども参加した大規模なイベントをね」
まさか副生徒会長がそんなことをご存知とは、北野大茶湯とは1587年にあった茶会。
そこで行われたところは京にある
だがその大茶会はトラブルが発生して予定した十日の期間が、たったの一日で終了した。
「さすがだよ。ここまでアイデアを出せるとは素晴らしいよ。
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