魔王と勇者の混合血兄妹

ファンタジーとラブコメ好きな男子

1章 魔王と勇者の歴史と1000年後の今

プロローグ

 プロローグ


 初めまして。この物語を読んでくださりありがとうございます。本編に行く前にこの世界について少し紹介しましょう。

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 この世界に初めて現れた魔王が倒され1000年がたち平和が続いていた。誰もが平和が続くと思い暮らしていた。しかし1000年も保たれていた均衡が壊され始めようとしていた。ここから少しだけ魔王と勇者の歴史を語る。

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 かつて人間と魔物、動物が共存していた。そんな中アルメラは魔獣と話せることが出来たただ1人の人間だった。魔獣達は人間に対して恨みがあった、それに気づきアルメラは魔獣を率いて終焉悪夢ナイトメアパーティーと呼ばれる大惨事を起こした。その大惨事は大きな街ひとつが一夜にして消えた。そして自ら魔王と名乗った。

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 それに気づき止めようとして旅に出た者がいた、後に勇者と呼ばれる事となるカルラが様々な試練を乗り越え、旅の道中、仲間を集め討伐に向かった。そして、魔王が現れわずか5ヶ月で倒された。

 だがそこで物語は終わらなかった。魔王は殺された訳ではなかった。勇者と戦いで負けを悟り降伏したため殺されずに生き延びていた。

 そんな魔王には子供がいた。その子供はアルメラと同じく魔獣と話せるが普通の人間のように暮らした。また、勇者にも子供がいて同じく普通に暮らしてきた。そして魔王と勇者はそれぞれ日常を過ごし静かに息を引き取った。

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 そして1000年のも間平和が続いていた。みんなが笑って泣いて怒って何も変わらず過ごした日常は、とある1人の欲望とそれに加担する5人の企みによって、つかの間の平和は崩されようとしていた。魔王が現れた時より惨劇となり、魔王よりも長い間支配されるとは誰も予想しなかった。

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 と言うのがこの世界の始まりでございます。ここから本編が始まりますので、どうか皆様、お楽しみください。

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「さて、魔王に関しての文献ぶんけんは調べ終わった。それに勇者になぜ負けたのかもわかった。そのおかげで仮に勇者を名乗る者が出てきても大丈夫だろう。終末レクイエムまで残り10日だ。計画は進み、このまま行くと5月20日に予想通りの惨劇となるだろう。」


(1つだけ疑問なことと言えば、なぜを探し出して連れて来なければ行けないのだろうか?まあ、一応あの方が


『なるべくがある子供を連れてこい。』


 と言ってる訳だが1000年も前の記憶なんて大人でさえ持ってないのに、子供が1000年前の記憶があるはずない。念のためあいつに少し先の未来を見てもらうか。まあ、もし見つからない未来なら、あいつに探して貰えばいいしな。)

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