第6章 日本国迷走編

第189話 プロローグその1 日本の現状と国際情勢

<<徳済さん自宅 地下シアター>>


テレビ番組が流れる。


『それでは、与党総裁戦の討論会を行いたいと思います。まずは候補者の紹介です。今回は3名の方が出馬なさっています。国民の人気が高い小石川氏。保守連合で初の女性総理を狙う高宮氏。元外務大臣で少し地味な岸浦氏です。今日はどうぞよろしくお願いします』


司会の女性が候補者の3名を紹介する。

その後、それぞれ3候補の挨拶シーンが流される。


『さて、まずは事前にお聞きしていた質問ですが、今はずばり『異世界』についてのご認識と今後の対応に付いてです。お聞かせください』


『小石川です。異世界の存在は間違い無い。早急に法整備を進めるべきだ。特に注意が必要なのは、感染症だ。未知の世界の病原体がこの世界に入ってくることを防がなければならない。未知のエネルギーや兵器なども考えられる。注意しなければならない。その上で日本人帰国を強力モードで推進する。情報によると、日本人会なる組織が異世界渡航の権利を牛耳っている。この状況をどうにか是正せねばならない』


『では、小石川候補は、異世界施策に関しては規制派であると』


『そう取っていただいて結構です』


『ありがとうございます。続いて高宮候補、お願いします』


『高宮です。異世界の存在はわたくしも当然認めるべきだと考えます。今すぐにでも異世界にいる日本人600人の安否確認が必要で、そのための外交交渉を始めるべきだというのがわたくしの考えです。一刻も早く日本の代表者が異世界に行って、その600人を安心させてあげたい。外交交渉の窓口についても、我が国が異世界を認めていないからこそ法的な壁があるわけで、わたくしは少しの法改正でその壁はなくなると考えています。病原体については日本人達の健康状態を確認していくなかで分かってくることと思います。それから未知のエネルギーですか? あったらすばらしいじゃないですか。日本のエネルギー政策が変わってきます。素材なども含めて積極的に、早急に異世界に関わっていくべきです』


『では高宮候補は、積極派であると』


『はい』


『ありがとうございます。続いて岸浦候補、お願いします』


『岸浦です。どうも。私は異世界、若しくはそれに準じる存在があることは確かだと思いますが、まだまだ科学的根拠が足りません。しっかりと、どのような存在なのかを調べていく必要があります。その意味では慎重にならざるを得ませんが、異世界の平和利用については、積極的に推進すべきだというのがもう一つの考えです。それには私の外務大臣としての経験が生きてきます。皆の話をよく聞いて判断していきたいと考えています』


『それは中道的なお考えと表現してもよろしいのでしょうか』


『はい。それでかまいません』


『分かりました。異世界施策についてはお三方、規制派、積極派、中道派ということが分かりました』


ここで、この部屋の主、徳済さんが、VTRを停止させる。


「以上です。彼、彼女ら3名がこの国のトップになる候補達ですわ」


そう言う徳済さんの前には、イセとディーがいた。もちろん、俺とジニィもいる。ツツはお休み。


今日は、巨大プロジェクターに写された与党総裁戦の討論会を観賞していた。

ここは徳済さん自宅の地下シアターである。流石金持ちだ。ちなみに、テレビ番組の音声は翻訳魔術が働かない。なので、徳済さんが副音声よろしく番組の言葉を口に出すことで、イセやディーに意味を伝えていた。


なお、魔石ハントから帰って来て、俺の最初の仕事がこれだった。いや、俺の職業って一体何なんだろう。

日本人帰還事業もほぼ俺の手からは離れているし、自宅火災の件は嫁の実家が対応してくれるらしいし、会社は首になるしで今の俺はほぼ好きな事が出来る立場になっている。


「ふむ。我々としては規制派はどうでもよいな。ある意味ではこの先が読めないから不気味ではある。中道派は少し虫が良すぎる。第1世界を積極利用するのなら、自分たちも利用される覚悟が必要だ。積極派が一番手強いだろう。彼女は保守派だと聞いていたが。異世界については積極派とはな」


「しかし、のんきだよなぁ。日本人600人の所在が事実上分かって、非公式ではあるけど親族なんかはすでに行き来してるし。三角重工なんか貿易してるし。徳済さんとこも人材連れて来るんでしょ?」


「一応、日本政府も水面下では、私達に猛アタックしてきているわ。都合のいい話とは思うけど。これからどうするの? 何時までも政府を無視するわけにはいかないわよ」


「例の外務事務次官へのアポはどうなったの?」


「ストップね。こちらから接触すればすぐにでも可能と思うけど。今はこじれちゃってるから。あなたと前田さんって、刑事告訴は取り下げられて容疑者から外れたけど、未だに重要参考人なのよ」


600人失踪事件は、未だに事件として存在しているらしいのだ。まったく面倒な話だ。


「ラメヒー王国としては、外交準備は出来ている。いつでも言ってくれ。お前達のお陰でうちが悪物にされずに済みそうだ」とディーが言った。


「俺たちって、次はどうしたらいいと思う?」と、無責任だけど、徳済さんに聞いてみる。


「そうねぇ。まだ様子見でいいと思うわ。ひょこひょこ出て行ったら、私達犯人説が再燃するか、メディアの餌食になるか、与党政治の支持率アップに使われるか、あるいは外国に売られるかよね。そもそも、600人失踪事件ってまだ対策本部が解散されていないし。つまりはそういう事でしょ」


「少なくとも総裁選が終わるのは待つか」


「そのタイミングもいいけれど。なんか、この小石川とかいうのが勝ちそうなのよね。メディアが異常にプッシュしているし。政治力で言えば岸浦さんで、本当に長期的な国益を考えるんなら高宮さんなんだろうけど」


「規制派が勝ったらまずいのかな?」と俺が徳済さんに聞いてみる。


「そうね。今私達がやっていることが違法行為になってしまう可能性もでてくるわね。その上でラメヒー王国には日本人600人の返還を迫るでしょうから。私達にとっては一番嫌な相手ね」


「なるほど。この高宮さんの勝ち目は?」


「保守連合だから強いけど、今回は岸浦さんも出てるからねぇ。それでだけど。私の知り合いで元与党の政治家がいるの。今は地域政党で、ここの選挙区なのよね。一応、最初から異世界の存在を主張して私達を探してくれていたみたい。異世界を言い当てているのは偶然だと思うけど」


「そういえば前に言ってたよね。そういう人がいるって。県議会も巻き込んで保守系が結構集まってるんだっけ。確か『アマビエ新党』」


「そう。心配なのは、少しカルトっぽい人が合流してるのよねぇ」


「なんじゃ? そのアマビエというのは」


イセがアマビエに食いついた。


「アマビエは、疫病を防ぐ伝説上の存在。まあまあイセ、詳しくは後で説明するから。それで徳済さん、その人と会ってどうするつもり?」


「最初は世間話して終わりかしらね。日本人帰還に言及してくるとは思うけど、そこは言質をとられないようにする。今の政権与党への釘刺しになると思うの。下手に規制するなってね」


「なるほどねぇ。まあ、その辺は高遠さん達とも話し合って、会うメリットがあれば会ってきたらいい。俺はまた魔石ハント兼築城に出かけようかなぁ」


「ほう。また旅に出るのか。では、今日はこのまま温泉だな。もちろん全員で・・・」


今日も長そうだ・・・



◇◇◇

<<日本国 総理官邸>>


「あの、600人失踪事件の対策本部はどう致しましょうか」


「ううん。失踪しているのは事実なんだから、そのままでいんじゃない? 日本人会幹部とやらからも事情を聞くべきだと思うし」


「あの、その日本人幹部は、おそらく日本にはいません。それに、異世界転移勢はすでに日本にいる人達と交流を開始しているようなのですが・・・」


「異世界の存在を認める閣議決定をして、法律作らないとどうにもならないと思う。でも、今の内閣では無理かな。自分、もう総理大臣辞めるし、次の人に託すよ」


すっきりした表情を見せる内閣総理大臣を目にして、水政氏は再びぶち切れそうになった。



◇◇◇

<<A国>>


「ハッハッハァ! 異世界か。まだまだこの世界は不思議に満ちている」


「ロビー活動が活発になっています。どう動きますか?」


「事は日本で起きている。まずは日本の手並を拝見しよう。異世界にはリスクもあるだろう。まずは様子見だ。だが、準備は進めろ。その600人の中に、我が国の国民の血が流れている人物はいないか。日本国を通さない交流は可能なのか。その世界には何があるのか。情報を収集し、その時に備えろ」


「はい。今は、異世界施策如何で寄付金の額が桁違いになることでしょう。ウォール街も注目しております」


「ふん。株価も異世界の情報次第で違ってくるだろう」


「こちらの株価もそうなのですが、あちらに行ってからも、きっと興奮の連続でしょう」


「まさに、ニューフロンティアだ。幸運にも日本とは同盟国。リスクを見極めた後は我が国も異世界利権に食い込む。ファイブ・アイズで連携を取れ。通貨、エネルギー、異世界国家の統治体制を調べ上げろ。赤い国の動きも気になる。あくまでA国ファーストで動け」


「イエス、プレジデント」



◇◇◇

<<B国>>


「長官。日本にいる諜報員から連絡です。日本人600人の一斉失踪事件ですが、異世界転移が濃厚になってきました。日本政府はまだ認めていませんが、状況証拠的に確実でしょう。日本のアングラ組織が所有していたデータも入手しました」


「急いで解析を進めよ。本当に異世界があるのなら、そこに何としても食い込まなければならない」


「ですが、不吉な情報もあります。突如として、『まこくさん』と呼ばれる諜報組織が日本に出現しました。まったく全貌が掴めませんが、間違い無く存在しています」


「『まこくさん』が、何者なのか・・・日本の新しい諜報組織か、それともすでに異世界勢力が入って来ているのか・・・」


「間違い無く異世界でしょう。彼らは世界を飛び越える能力を持っています。まず最初に情報収集をしているはずです。今回、日本で異世界に行った人達が帰ってきたのも、そのあたりの準備がある程度進んだからだと思われます」


「異世界に渡った600人は、単なる漂流者ではなく、すでにあちら側の人間であると?」


「それはわかりませんな。ですが、それを見極め、正しい措置をとるまでです、紳士として」


「そうだな。女王陛下を憂鬱にさせてはならぬ」



◇◇◇

<<C国>>


「日本の情報が入ってきました。異世界の存在は確かなようです。あそこの国の情報は筒抜けですからな」


「異世界か。少なくとも600人が生活できる世界・・・・全貌は不明だが、そこを手に入れたら、人民を入植させることもできるし、我が国で不足する女性の調達、地下資源、農作物の生産、核実験、こちら側の国家からの干渉を気にすることなく、好きな事ができる。我が国の夢に1歩近づくことだろう」


「はい。今のところ日本は、先に法整備の検討から入っており、異世界利権に全くありつけていません。今は暢気のんきに総裁戦をしております」


「それが民主主義国家の限界よ。戦犯国日本に異世界利権を渡すのは間違っている。そこを手にするのは我々こそがふさわしい」


「全くです。ひとまず、手を打ちましょう。まずは、我々が買収・洗脳している新聞社や学者に命令して、異世界に対しネガティブなイメージを垂れ流させます」


「ほほう。軍事力や原子力発電と同じ作戦か」


「はい。例えばですが、異世界には怖い病原体がある。異世界に行くと人では無くなる。そういったネガティブなニュースを、お抱えのコメンテーターや御用学者を通じて流しまくります。そうすれば、あの国で異世界を積極利用しようという空気が薄れることでしょう」


「なるほど。そうして法規制をさせておいて、日本が異世界に関わるペースを落とさせるわけか」


「おっしゃるとおりです。もちろん。我が国は全く逆のことをします。では、さっそく、新聞社とコメンテーターと御用学者に指示を出しましょう。それから、総理大臣候補も我が国の息がかかったものが優勢になっております。このままプッシュしましょう。同時に異世界に渡った日本人と関係がありそうな企業にエサを与えましょう。人を送り込んでもいいですし、なんなら異世界に渡った日本人ごと手に入れてしまいましょう」


「やれ。戦犯国には退場願おう。その異世界は、我々のものだ。我が国の夢の実現に繋がるだろう」



◇◇◇

<<EU国>>


「失踪していた日本人600人が実は異世界に行っていて、この度、その一部が帰ってきたと。これは本当の話なの?」


「少なくとも、それが事実として各国が諜報を開始しています」


「それにしては日本はのんきに構えていますね。逆に不気味に感じます」


「とりあえず、事実上の総理大臣を決める選挙を優先させているようです。法整備はその次でしょう。情報収集もしているようですが、ほとんど何の情報も無く、議論が頓挫しているようです」


「相変わらず情報収集が苦手な国ね。それにしても異世界ですか。その世界にも国家があるのでしょうね」


「もちろんです。未確定情報ではありますが、貴族制のある国もあうようでして」


「そう。それならば、我らEUのロイヤル外交が効果的かもしれませんね。ですが、事の起こりが日本なら、これからA国やB国も入り込んでくるでしょう。裏側からは、きっとA国の友好国やC国も。私達EUは日本やA国に対抗するため、環境問題を取り上げ、そして安い労働力である移民を推進してきた。ですが、どれもいまくいっていません」


「はい。日本やアメリカは優秀です。日本はともかく、歴史のないアメリカなぞに異世界利権を渡したくはないものですな」


「異世界利権ね・・・当面は、環境問題や移民問題が解決する糸口が見つかればいいわね」


「では、しばらくは情報収集に務めます。外交の糸口が見えたら、貴族外交を展開しましょう」


「ええ。A国に過度に力を持たせてはいけないわ。それから日本にもね」



◇◇◇

<<R国>>


「異世界も欲しい」


「は? え? しかし、今はNATO問題をどうにかしないといけません」


「そっちも欲しい。全部欲しい」


「は、はは。仰せのままに」



徐々に世界に知られつつある異世界の存在。各国がその利権を我が物にしようと、一斉に行動を開始する。



◇◇◇

<<某大手新聞社>>


「日本人会とやらは、我々を舐めている。マスメディアはおろか、報道機関全てシャットアウトとはな」


「今、国民の知る権利が侵害されています。ですが、多比良の娘は傷害罪と器物破損で告訴しました。示談を匂わせたので、直ぐに和解になって、その伝手で異世界に入れるでしょう」


「くっくっく。だが、何を考えているのか、未だに弁護士すら雇っている形跡が無い。まあ、その娘に前科がついたら我らの一方的勝利ということだ。相手が100%非を認めたということだからな。どちらに転んでも我らが損をすることはない。被害者商売は止められんな」


「ホントそうですよね。そのうち、その多比良という男の好みのオンナでも聞き出してそれに合う芸能人でも宛がいましょう。スキャンダルを握ってしまえば後は思い通りです」


「そうだな。とも合致する。日本政府と日本人会の接近を遅らせるというな」


「はい。息のかかった総理候補の応援も開始しましょう」


「ふん。任せた。相手はたかが医者のぼんぼん娘とサラリーマンだ。マスメディアが一番強いことを証明してやろう」



◇◇◇

<<日本のとあるインターネットサイト>>


【異世界が本当にあるか検証するスレ】


すれぬし『ここから新スレ』


名無し『結局、新証拠は何も出てきていない。なんだよ、テレビとか新聞の報道は。結局、多比良さんは犯人なの? 推定無罪どころが警察は告訴を取り下げたんだけど。メディアは多比良さんに対して疑惑は深まるばかりって報道ばかりしている』


名無し2『だよ。ネットでは、ずっと多比良さん無罪説が濃厚だけど。だって・・・』


ギルマス『お待たせ。今、忙しくってな。では、今日も質問受け付けるぞ』


すれぬし『あ、ギルマスさん。今回も僕のスレに来てくれてありがとです。とりあえず僕から質問いいですか? 前回の続きではありますけど。ずばり、これからも冒険者ギルドは儲かりますか? 僕の予想としては、いろんな国家が入り込んでくると思うんですけど』


ギルマス『今、打診されている仕事で言えるのは、シードハンター。要は植物の種を見つけてくる仕事。これは最初は簡単だけど、後で相当しんどい仕事になるとは思う。森の奥まで入らないといけないからな。でも、結構儲かるんじゃないかな。それから、少し危険だけど恐竜の標本だな。罠を仕掛ければそんなにむずかしく無いと思うけど』


すれぬし『ギルマスさん、ありがとうございました』


名無し『ギルマスさん。ご返答ありです。でも、俺が求めてることは、まずは、異世界という存在が本当かということで・・・』


ギルマス『分かってる分かってる。今日は彼もINしてる』


怪人キャッスル『おまた』


すれぬし『ばんわ。怪人さん』


名無し『キタ~~~~~怪人さん』


怪人キャッスル『悶えるがよい・・・   ZD1598453.jpg』


すれぬし『怪人さん。ありです。崇めて寝ます』


名無し1『今回もありがとうございます。とりあえず、ズボンを下ろして待ってます』


名無し2『何という破壊力。』


カメラ男『待っていました。解析は任せろ。ねつ造かどうか暴いてやるぜ』


名無し1『出たなカメラ男。でも、どうせ今回もねつ造無しなんだろうけど』


名無し2『僕もずぼん降ろす。ねつ造かどうかなんてどうでもいい。俺が楽しければ^^』


すれぬし『尊い・・・美人・・・いやなにこの人、男性?・・でも、ぼくてきにはありです』


名無し1『すれぬしが壊れた! でも俺のPCぼろすぎてDL終わらない』


カメラ男『な? は? 怪人キャッスルさん。これは・・・ありです! うん。今回は後ろに太陽がありますよね? 後でこういう時の留意点を送っておきます』


名無し2『あ! DL完了! ズボン落ろして待っていた甲斐があった。怪人さん・・・ありです・・・もう寝ます』


名無し1『こっちも画像やっと見れました。かっこいい人・・・この人は誰ですか?』


怪人キャッスル『うちのクルーのヒューイくん。イケメンだろう? 戦闘も軽空母の運営も何でもこなせるんだぞ?』


名無し1『うわ~~格好いい・・この胸毛・・羽毛ですか? 顔も胸板も素敵です・・・今まで、変なトカゲとか女の人しかアップされてなかったんで、僕は怪人さんは女性好きだとばかり』


怪人キャッスル『いいご指摘だねぇ~。私はレディーファーストさ。でも、うちは男性クルーもいるんだ。イケメンも沢山いる。次からイケメン特集をしようかな』


名無し5『いや、僕は女性の方が・・・』


怪人キャッスル『次は誰にしようかなぁ。そんなに女性がいいならケイヒン5人衆かな。悶えて待つが良い』


今、少し古いタイプのネットサイトが熱くなっている、かもしれない。

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