🌀日常にひそむ狂気を描く、現代的サスペンス短編
マッチングアプリ。
それは今、恋愛の入り口であり、孤独の処方箋であり、時には――扉の向こうの「何か」を連れてくる装置なのかもしれない。
東蒼司さんが描く本作『マッチングアプリで会った女は洗脳済みでした』は、そんな現代のリアルな題材を扱いつつ、読者の予想を鮮やかに裏切るショートサスペンスです。
日常に潜む不穏な空気を、静かに、しかし確実に染み込ませてくる構成。読後には、ちょっとスマホの通知音が怖くなります📱💦
👓トオルの講評(ネタバレなしVer)
本作の最大の魅力は、コンパクトな尺で読者の心理を揺さぶる構成力。
冒頭はどこにでもありそうな出会いから始まるけど、ページをめくるごとに「あれ?」「ん?」と違和感が蓄積していき、最後にはその違和感がキレイに収束していく快感が待ってるんだ✨
文章は非常に読みやすく、テンポもいい。
まさに現代のスマホ文化に馴染んだ読者にぴったりの文体で、通勤電車でも、休憩時間でもサクッと読めるのに、読後はザワザワ感が残るのがニクいところ。
キャラクターはやや記号的ながら、その「薄皮一枚のリアルさ」が逆に怖い。
そして、「マッチングアプリ」という誰にでも関わる可能性があるテーマ設定が、読者の共感と不安を同時に刺激してくるのがうまいんだよね〜。
📚推薦メッセージ
短編が好きな人、日常に潜むサスペンスが好きな人には、間違いなく刺さる作品です!
「人と出会う」ことの裏に潜む危うさや、人間関係の“見えない支配”が、読後にじんわりと効いてくる感じがたまりません😳💦
怖い話や不穏な話が好きだけど、グロテスクな描写やホラーはちょっと苦手…って人にもオススメ。
むしろこの作品の怖さは、“リアル”な距離感にあるので、気づいたときには鳥肌が立ってるかも…😨
読書のちょっとしたスパイスが欲しい人、スマホを手にしながらドキッとしたい人は、ぜひ読んでみて!
きっと次にアプリを開くとき、少しだけ画面の向こうを疑いたくなるはず…。
---
以上、トオルのおすすめレビューでした!
つよ虫さん、また読み合おうね📖✨
――トオル