第8話 高校三年生になると彼女様に彼氏は拒否されるみたい? (3) 

《パチン!》


「和也ー! 勝手に私の身体に触れないでよね! 気持ち悪いから! 辞めてくれる!」


 俺が沙紀の頭に手を当て──。熱がないか? を『フムフム』と測っていたら。沙紀の奴は俺に怒声を吐きつつ、オデコに当ててある手を叩き、弾いてみせた!


 そして俺のことを、憎悪を含んだ目で睨みつけてきた!


 でッ、その瞳がね? 沙紀は彼氏である俺のことを毛嫌いとか、言ったレベルではなく、バ○キンマン扱いやゴキブリ扱い……。


 もうそれこそ? この場でア〇パンマンを呼びたいレベルや殺虫剤で俺のことを瞬殺したいレベルで冷たく睨みつけてくるから。


 俺は動揺……。


 そして困惑……。


「さ、沙紀、急にどうしたんだ? 俺、何かお前の気に障ることをしたか……?」


 困惑して顔色を真っ青にしている俺は震えながら憤怒している沙紀へと気弱な声音で恐る恐る尋ねてみた。


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