第100話 Destiny Number ディスティニー・ナンバーとは

 「数秘術」でその人がどんな運命を持って生まれてきたのかを知る数字があります。それがDestiny Numberです。

 なぜか「数秘術」では伝統的にDestiny Numberを「ディスティニー・ナンバー」と訳しています。入力システムからも「デスティニーでは?」と問われてしまう事態に。権威ある人から「デスティニー」に変えていかないと、これは変わらないんだろうなと。


 そして、ここにきて、数字の出し方が変わります。

 これまでは「生年月日」を元にしていましたが、ここからは氏名のアルファベットを数に変換し、それを一桁に還元して算出します。


 アルファベットを数字に変換する方法は、

「第16話 ヘボン式ローマ字、アルファベット数字変換」

https://kakuyomu.jp/works/16816927859069195700/episodes/16816927859117932000


 をご覧くださいませ。

 用いるのはヘボン式ローマ字で、アルファベットの順に1〜9まで順に割り当てられます。



 村上春樹氏なら、

 MURAKAMI HARUKI

 43912149 819329

⇒   33   +  32  = 65 

⇒    6   +  5   = 11

 で、村上春樹氏のディスティニー・ナンバーは「11」となります。


 又吉直樹氏なら、

 MATAYOSHI NAOKI

 412176189 51629

⇒    39   + 23  =62

⇒     6   + 2   = 8

 で、又吉直樹氏のディスティニー・ナンバーは「8」となります。



 名前を用いるDestiny Numberは、ビジネスネームやペンネームでも占えます。

 つまり、自分にとって欲しい数、必要な数を意図的に付けられるわけです。

 とくに、現在はSNSで誰もがペンネームやハンドルネームを持つ時代。

 そこでどんな名前を名乗るのか。

 それによって成し遂げるべき使命も変わってきます。


 たとえば積極的に発信していく行動力が欲しいなら1、皆に共感されたいから6。

 という具合いに、欲しい数の要素をひとつ決めて、それに従ってビジネスネームやペンネーム、ハンドルネームを作ればよいのです。



 また、小説を書くうえでも、キャラクターの名前を決めるときに、なにもないところからただ頭を悩ませるのではなく、欲しい数になる名前を見つけ出していけます。


 フルネームで占いますので、ペンネームやキャラクター名を考えるときは注意してください。

 もしファーストネームだけのペンネームやキャラクターの場合は、それだけで占います。

 とくに異世界ファンタジーは貴族以外でファミリーネームを名乗ることはまずありません。ゆえにファーストネームだけでキャラクターの性格などを作れるので、より簡単に名付けできるはずです。



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