第9話 7 完成、知性、神秘的
テーマカラー:ネイビー(紺)
「6」という模範的、社会的な数字から飛び出して「個」が強くなり、群れない人です。
けっしてわがままなのではなく、「内省」によって自分で真実を「探求」し、「理解」して納得して生きていきたいとの思いが、人一倍強いのです。
人のことよりも「自分とはなんなのか」「自分がどうしたいのか」「なぜ私がここにいるのか」「なぜ私がこれをやらなければならないのか」といった「哲学的」なことを常に考えています。
知性的で、自己納得の数です。自己探求であったり、独創性の強さも併せ持っています。
だから納得しないものは受け入れられません。
仕事の面でもそうです。頭ごなしの命令や、感情的な要求や、理不尽な人たちに対しては、徹底的に反抗します。
「いいかげんな上司の下では働きたくない」と思っている人は、たいてい「7」を持っています。「哲学者」「批評家」いわゆる「オタク」といわれる人にも多いのが特徴です。
ちなみに「7」の数を持っていると男女にかかわらず腕を組んでいる人が多いのも、哲学者であり批評家である証かもしれません。
「7」は、「3」の創造と「4」の現実を内包する「完成」の数であり、ひとつの周期の終わりを示す「完了、完全調和」の数です。
「カレンダーの七曜日」「虹の七色」「楽器の七音階」「人の七つのチャクラ」「奇妙な七不思議」など。
世の東西を問わず「7」は、古代から「祝福、勝利」を暗示しているといわれているラッキー数として重用されています。
西洋において「7」は特別な数です。神は世界を6日間で創造し、7日目を安息日としました。安息は平和や幸福につながるため「7」は聖なる数であると考えられているのです。
日本でも仏教における初七日や四十九日など「7」は特別な数です。福をもたらす七福神が信仰されています。
「7」という数には、どこか神聖で秘密めいたイメージもあります。
「6」は理想と現実の落としどころを考えてバランスを大事にしますが、次の「7」はその先を追究します。つまり調和の先にある「真理」や「本質」を「分析」して見極めようとするのです。知的な「探究心」と鋭い「洞察力」が「7」の特性です。
そのため既存のものには疑り深くなり「猜疑心」を抱く傾向があります。
まだ見ぬ答えを探究することにロマンを感じるため、自ずと「独自性」が高まり「専門性」を帯びてきます。
そこには妥協を許さないストイックさがあり、完璧主義の職人、孤高のプロフェッショナル、神経質なオタクといった像が浮かびます。
ひとりで戦うイメージが「7」の特徴です。そのため、その魂は「孤独」になりがちかもしれません。
「7」の形は、人間を超えた存在とつながるための「アンテナを立てる」ことを意味します。
研究して、自らに厳しい修行を課し、不要なモノを取り除き、独自のスタイルを確立して貫くこだわりの強い「頑固職人」を表します。
自立した先に真の幸運があることを意味します。
自力で新たな世界を切り拓くためには、孤立を恐れず、天邪鬼なオリジナルの生き方を貫くことが「7」の役割です。
七不思議や親の七光りと言います。存在しているようで、とらえどころがない「7」には、「スピリチュアル」なメッセージが含まれている印象が強いでしょう。「7」は精神性を重視し、目に見えない「神秘的」な世界に対する理解が深い数といえます。
論理的な「7」は言葉を使ったコミュニケーションを大切にしますので、言葉遣いに厳しかったり、話ができない人を嫌います。
ときに変わり者に見られることがあるので、孤独感を伴うことがありますが、「7」を持つ同士になると話が尽きないほど盛り上がり、本音を出せます。「7」同士が出会うと「やっと、私の気持ちをわかってくれる人がいた!」「話が通じる人が現れた!」という感じになるのでしょう。
そこに「7」を持たない人がいると、輪の中に入れずに浮いてしまうかもしれません。
恋愛面においても、「7」を持つ者同士は惹かれ合う傾向があります。
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