幕間 勇者たちの行く末3
まさか国王様が日本人だなんて……それに過去にも転移が起こっていたってことなのかな?
「まあまあそんなことより本題に行こう。」
少し間を置いてハルトマンは言った、
「君は能力を神様に教えられた?」
え?能力ってみんな教えてもらうんじゃないの?
「その顔は教えてもらってるね。……あの神様はね面白そうな能力しか教えないんだ。極めて少ない事例だけど過去にいた人なら超強力な能力だけど使う度に何かを失ったり、能力を2つ持ってたり、制約をかけられたり色々とね。」
そうなんだ、でも私の能力にそんなのはなかったような?
「君の能力を今調べさせてもらったりはできるかな?もしかしたら君の特異点を見つけることが出来るかもしれない。」
「分かりました。でもどうやって……」
「それは僕の能力でだね。基本的になんでも見れるから問題ないよ。じゃあいくよ……よしでてきたぞ。ん?なんだこれ?一体…うぉわ!」
「どうしたんですか!?」
「いや大丈夫だよ。だいたい分かったしね。君の能力はTheサポート型ってとこかな?それにまだまだ能力は増えそうだね。」
そう末恐ろしいねっと肩を縮こませて怖がるふりを見せた国王様。でもそれだけでそんなに驚くかな?
「まあ、驚いたのは君がさっきの例に当てはまることだね。多分だけど君、もう1つ能力を持ってるよ。」
「え?そうなんですか?」
「うん。でも見ようとしたら何かしらの力が働いたのかで急に見れなくなったんだ。いずれは分かるにしても多分かなり危険な
「今度はどうしたんですか?」
「いや君たちのお仲間を連れて戻ってる兵士たちを感じたからね。合計で6人かな?もうすぐ着きそうだし勝吾くん達にも教えてあげな。」
「分かりました。というか勝吾にも会ってたんですね。」
「まあ勇者を迎え入れるのも国王の仕事でもあるからね。」
「そうなんですね。ではそろそろ行きます。失礼しました。」
「はいよ〜」
扉がしまったあと、ハルトマンはただ一言、
「あれは過去最高にヤバい」
こう言った。
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(side???)
ここが魔王城か?なんかThe城って感じでつまんねーな。なんか選べって書いてあったからとりあえず魔王側を選んだけど魔王になれんのか?まあ面白ければそれでいいや。
「我が名は第一階位魔王ウルズォートと言う。お主の名を言え。」
「俺の名前は阿倉川焔。魔王になりにきたぜ?」
「ふっ傲慢な人の子よ。まあ良い、魔王になりたいなら我を倒すのだな。」
「ならお望み通り殺してやるよ!」
「その意気やよし。だが、相手を見るのも必要だぞ?小僧。」
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とりあえずここまでを幕間にして次回から本編に行きます。ちなみに魔王サイドの人の名前は「あくがわほむら」ですのでよろしくお願いします。………能力どうしよっかな〜(←常にいきあたりばったりな人)
お読み下さりありがとうございます!
是非、評価等をしてください!喜びます。
拙い文章ですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
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