16話:女神の恵み
[復興1週間目]
ウォーターボールを打ち上げて、土壌汚染の浄化作業をしていた。
「これでよし」浄化作業が終わり。次は、クレーターの埋め戻しになるが、その前に魔神の覚醒をする事にした。
一つ目の職業が、ウィザード系統のエレメンタルマジックにする事で、属性を有効に使える。
もう一つの職業を、ファイター系統の格闘士に決める事で、魔力と属性の能力上昇・身体能力上昇になる。
それに合わせて、自分専用の武器を作る事にした。
その武器は、マジックグローブ。
魔法銃と格闘に合わせて、杖では扱いが難しい。
そこで、素早く行動がしやすい、グローブタイプにしたのだ。
聖都騎士団エマの細身剣も、マジックソードの武器に違いない。
魔神の秘薬に、2日ほどかかり、完成した。
完成したビンの中身が黒く、周りに紫色に発光している。
これを飲んで、体が痛みながら覚醒するとか、ないのだろうか?
前にもあったが、自分自身を実験台にしてる気分で、不安になるが、秘薬を飲む。
そして、職業のイメージを造りだす。
すると、アークの体から、紫色に発光を数秒した後に消える。
俺は、マウを呼び出し、鑑定をお願いした。
マウ「・・・アークのステータス一部見れなかったの」
職業
クリエートLV??
エレメンタルマジックLV1
格闘士LV1
身体3600
魔力3200
精神250
マウ「上位クラスの平均ステータスを、大きく超えてるの」
「平均は、身体2400 魔力1800 精神90なの」
やはり、他の人よりステータスが高いのは予想してた。
後は、実際に試してみる事にする。
クレーターの前に立ち、土魔法の広範囲を使う。
すると、凄い勢いで埋まっていき、魔法の凄さに感動し、何度も放つ。
何度も繰り返していたら、魔力切れになり、少し無理をしたようだ。
テントに戻り、ユピテルが迎えを待っていた。
ユピテル「お帰りなさい」
「かなり疲れてる様だけど、大丈夫?」
アーク「ああ、ちょっと魔力切れになった」
ユピテル「アーク、背中をこちらに向けて」
言われた通り、背中を向けると、ユピテルの手が光り、俺の背中に触れる。
暖かい魔力が注がれる。
恵みの魔力が、心地がよくて眠くなっていた。
ユピテル「無理はしないでね」
俺は、その言葉の後に、眠りについた。
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