2話:魔神の武器
アークはいつもの工程をしてた時、ドワーフの代表ローギスが訪ねて来て、アークに武器の注文を要求してきた。
ローギス「魔物の活発な動きになった為、討伐する事になり、武器が必要になったのだが、使うのは一般の人でスキル無しの人たちだ、軽くて持ち運びが良い武器は無いだろうか?」
対象の魔獣はスモールラビットのようだが、素早くて牙も鋭いので襲われるとただでは済まない。
素早いスモールラビットを攻撃してもまともに当たるとは思えないので、アークは困りながら帰宅する。
家に付くと本を開き始める・・・ あるページを開いたときに、理想の製造を発見する。
この武器なら一般人でも安全に狩が出来るかもしれない、明日に製造してみよう。
アークは製造所で、火と土の魔力で鋳造スキルを使い、パイプの筒とでっぱりが手に持ちやすい形状にした鉄の塊と、土と水で作った調合スキルで小さな鉄粒と火薬を入れた弾ができた。
この製造物名をショットガンと、物らしいのだが、どのくらいの威力があるかわからないので試してみよう。
森にきたアークは木に板を括り付けて、的に撃ってみる・・・ バァン!
あまりの衝撃にびっくりしたのと、的になった板は粉々に吹き飛んでた。
これはすごい! 一般の人でも扱いさえ気を付ければ小物の魔獣を簡単に倒せる。
自分はできる限りの魔力を使って製造する。1週間かけて5丁のショットガンを製造が出来た。
ついでに、自分専用のハンドガンを作った。しかも俺しか使えない魔法銃だ。
ローギスが製造所に来たので、扱いの注意と説明をする。
アーク「ショットガンの射程距離は50メートル程で、連続で2発までしか打てない、後は人に向けない事と筒の穴を覗かない事」
ローギス「分かった、気を付けて扱う」
アークはショットガンと弾を渡して見送る。
[ドワーフ北部の森]
ローギスは目的の場所にたどり着き、周りを見渡す。
すると100メートル前方にスモールラビットが30匹ほどの群れになってた。
気づかれない様にゆっくりと進みながら射程距離範囲内に近づく。
射程内に入り、射撃の体制に入り、合図を待つ・・・・
ローギスが手を上げた合図に合わせ一斉に射撃をする バァバァバァバァバァン!5発の銃声がすごく、まるで攻撃魔法を使った様な気分になる。
そしてあまりの凄さと威力に戸惑いながら安全に終了した。しかも一瞬でスモールラビットを討伐したのだ。
その時に、ローギスは思った「この武器は兵器にもできる非常に危険だ!」
ローギスの行き先は土の女神のもとに付き、ローギスは土の女神にショットガンを見せる。
レア「! その銃はどこで手に入れました?」
ローギス「アークに武器の依頼をした時に、製造したものです」
レア「ローギス、アークを私のもとに連れてきなさい」
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