第8話 清く賢しく美しく その2 応援とレビュー

 読まれたい皆様こんにちは。読まれたいかずきーでございます。


 では今回も引き続きランキング反映票を得るためにカクヨム各機能のガイドライン逆張りを行ってまいりましょう。


【カクヨム内】

・自主企画

・プロフィール

・近況ノート

・応援コメント

・作品レビュー


 今回は応援コメントと作品レビューのガイドラインを逆張りして考えていきましょう。ガイドラインで自作宣伝の規制となる条文だけを今回もピックアップして参りました。


【おすすめレビューの禁止事項】

「小説と関係ない内容」

→小説と関係ある内容ならば良い


「カクヨムのサイト内外を問わず、おすすめレビューを強要する行為」

→おすすめレビューを強要しなければ良い


【応援コメントの禁止事項】

「メールアドレスなどの連絡先の記載」

→連絡先が無ければ良い


「営業、宣伝、勧誘、募集、出会いなどの行為」

→これらをしなければ良い


「不当な評価を要望する内容」

→不当に評価を要望しなければ良い


 とまあ今回も逆張ってきましたが、結論を述べますとレビューや応援コメントはどう考えても作者と作品を称賛する目的以外に使うべきではありません。何故か? 試しにこれらの禁止事項を正面から破るレビューとコメントを書いてみます。


【ガイドライン違反おすすめレビュー編】

「(Twitter上で)拙作に★3を下さった方の指定のなろう作品に★5を差し上げます」


【ガイドライン違反応援コメント編】

「○○様の作品を読んで総合的なレベルの高さ、美しい文体、幅広い知識、伝わる無条件の慎ましい優しさをすばらしいと思いリアルで友達になりたいと思いました。一応Twitterアカウント載せておきますね。@〇〇でーす。あと私の作品にもレビューしてほしいです。気軽に一話だけ読んでレビューでも大丈夫ですよ」


 書いていてここまで規約違反役満だとついつい吹き出しそうになりました。もちろんこんなコメントを書いて送ったことは一度たりともありません。朝起床すると自作に応援コメントの通知が来ていて、ワクワクしながらコメントを開くとこのコメントだったら……どう思いますか?


 説明するまでもなく喜べる人はまずいないであろうと想像できるでしょう。こんな違反役満コメントは論外ですが、かといってガイドラインに違反しないで無理矢理自作に触れようすると「私も似たテーマの作品を書いているのでとても感銘を受けました」と書く程度が限界だと思います。(余談ですが上記の規約違反役満の例文は前章で挙げた近況ノート突撃型自作宣伝発達障害作家が他のカクヨム女性作家の近況ノートに送っていた内容そのまんまです。本物の発達です)


 これらの機能は作者と作品を讃える場として作られているので近況ノート以上に配慮が必要です。応援や好評価を与える場所なのですから投稿の前に作品を読む必要もありますし、近況ノート以上に機能面とマナー面の両方において宣伝に使うべきではない機能でしょう。


 では次は自主企画のガイドラインを逆張りして考えていきましょう。



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