第5話 絶望の烏と希望の金獅子
熱い友人の想いとは表裏を成し、黒髪の少年はその場に立ち尽くす。
高さとして四階建てのマンションくらいであろう壁が今のアビには山のように感じる。もちろん先ほどと同じく壁には扉が設置されている。これが最後の地形変動であるため、アビは最後の頼みの綱としてこの扉を開けなければならない。
しかし黒髪の少年は、変わらない風景とにらめっこを続けていた。
その理由は一つ、この扉の色が鮮やかな烏色をしていたからだった。
サテラプレティツィガーレ占戦術学校の入学試験は、全国民が注目する国の行事として開催され、その内容は毎年同様この巨大迷路となっている。だから占い師に憧れ、入学を希望する生徒達は必ず傾向と対策をもってこの試験に挑戦する。
例えば行き止まりに出会わないように交差路はしっかりと確認する、扉を開くのはリスクがあるので地形変動が近いなら待つのが得策である、みたいなものだ。
そういった対策をするかしないかでは合否に大きく影響するのは言うまでも無い。
その中でも受験生では無いごくごく一般の人でも知っているほど有名な、悪手と呼ばれるものが入学試験には存在している。
――――黒い扉は絶対に開けるな
受験生に立ちはだかる壁に必ず付いているこの扉には色の種類がある。その数は大きく分けて虹を構成する七色と白・黒・灰の計十色と言われており、この色によって扉の安全度・危険度が判別できると言うのだ。
その中でも一番危険度が高い、つまり開けてはいけないと言われているのが黒の扉で、受験生は絶対に避けなければならない禁忌の扉として名を馳せているというわけだ。
「あれは開けちゃいけない扉、あれは開けちゃいけない扉、あれは・・・・・・開けちゃいけない扉」
ひたすら自問自答を繰り返す黒髪の少年。彼の脳内は「開けてはいけない」と「でも開ける以外に道が無い」の二つが往来し、同極の磁石のように反発し合っていた。
考えれば考えるほど頭が白くなっていくアビ。地形変動が起きてから数十秒あまりしか経過していないが、体感としてはもう何十分もその場に立ち尽くした気分だった。
ただどんなに待てど、この状況が変わることは無い。
前に進むには運要素に賭けた扉を開く他無い。
例えその扉が絶対に開けてはいけないと悪名高い黒の扉だったとしても。
どの道勝算の無い、袋小路ならば・・・・・・
「――――腹を括るしか、無い」
ここまでどんな苦境にも明るく前を向いて挑んできたアビも、今回ばかりは目の色が変わる。眉間に皺を寄せ、覚悟を決めた面持ちでゆっくりと、ブラックホールのような扉に吸い寄せられる。
「おーっと!? 受験番号十七番アビ=ウェイト、我を忘れたかぁ? 黒い扉を開けるなんて赤ん坊でも無茶だって知っているぜぇ?」
マイクマンの忠告も周りの歓声も耳に入らない様子で、吸い込まれるように扉に近寄っていくアビ。少しでも躊躇ってしまえばもう次の一歩は踏み出せなくなる。それが分かっているからこそ黒髪の少年は真っ直ぐ正面を見据えて、拒む足を引きずりながら扉に向かっていく。
「開けなきゃ、時間が無い、開けなきゃ、道は開けない」
目鼻先にまで迫ってきた闇の扉。
多くの占い師等を恐怖に陥れるそれを前にして、アビの呼吸は荒くなる。
既に心ここに在らずといった状態なのに恐怖を感じるということは、本能がこれを拒んでいる証左。
しかしそれでもアビは引かない。引けない。
――負けられない。
何故なら彼には諦めきれない夢が、母のような立派な占い師になる夢があるから。
「僕は絶対に諦めない!!」
その想いは力強く、もう彼を止めることは彼には出来ない。
アビはとうとう絶望の扉へと手をかける――――
「バカ野郎!!」
アビがドアノブを捻り、引き開けようとしたまさにその寸前、威勢ある女性の声がアビの鼓膜を貫いた。聞き覚えあるその咆哮に、魂を呼び起こされたアビはすぐさま後ろを振り返り、そして目を疑った。
「君は・・・・・・ステイシー!?」
なんとそこに居た人物は、まだ記憶に新しい
ステイシーは脇をがっと開き、腕をこれでもかとブンブン振りながら駈けてくる。
アビはどうしてここに彼女が居るのか、さらにはどうしてそんなに怒り心頭に近づいてくるのかが分からず動揺する。
ステイシーは肉食獣が草食動物を狙うかのようにアビに迫ると、真っ先に彼の手をドアノブから引き剥がした。アビはずっと無意識にそれを掴んだまま、半身で彼女を待っていたのだ。
これで扉を開けてしまうという最悪のケースだけはひとまず回避できた。しかしステイシーはそれに留まらず、アビの両肩をがっと掴み上げて叫ぶ。
「アンタ何考えてるんだっ! 黒の扉は開けちゃダメだってことくらい占戦術師を目指してるなら誰でも知ってんだろ! とち狂ったかこの大馬鹿野郎!」
「イタっ、ちょっ、待って、ローブが首に、首が絞まって――――っなんで君がここに!?」
「質問してるのはあんたじゃない私だ! どうして黒の扉をあけようとしたんだ!」
罵声に怒声。胸ぐらを掴み上げて一方的に問い質すステイシー。
彼女の怒りの出立は何処なのか、その矛先がなぜアビに向いているのか。スコールの如く降りかかるそれに何一つ理解の追いつかないアビは、苦しさとなんとなくの気まずさに顔をあさっての方に向けて、
「どうしてって、それ以外に方法が・・・・・・無かったから」
「あんたまさか諦めたんじゃないだろうな」
弱々しいその音に諦観を感じ取ったステイシーは、ことさらに心内に怒りを増して追求を続ける。ただその追い打ちがよくなかった。
「諦めるわけないだろ! 僅かでも希望の光があるならそれに賭けようと――」
はっきりとした否定で、ここ一番に声を張り上げる黒髪の少年。
普段の彼からは想像もできないような憤りが滲んだ声だった。
予想だにしないアビの憤激に、しかし金髪の女子は怯むことをせず寧ろその怒りを塗りつぶす勢いで迫る。
「希望の光? これのどこが希望の光っていうんだ! あんがやろうとしたのは希望じゃ無くて無謀。自ら腹を切っているも同然のことをしようとしてたのよ!」
「じゃあどうしたら良かったのさ! 壁はもう変わらない、来た道を引き返すことも出来ない、お手上げじゃないか! 扉を開ける事以外できることはもう残ってないんだよ」
彼女の高圧的な態度と無駄な足掻きはよせと諭されているような感覚が、自分の苦悩を、絶念を、苦渋のうえに下した決断を、雀の涙ほども理解せず、諦めたなどと罵られたことにアビは悪態を付かざるを得ない。
しかしその程度の反撃では彼女の勢いは止められず、すかさず追い打ちが飛んでくる。
「壁があるからどうしたっていうんだい!こんなのただの壁だろ? 邪魔ならぶち壊せばいいだろうさ、登れば良いだろうさ! ――――そんなの出来ないって? やりもしないで決めつけるんじゃないよ! アンタの占い師の夢はそんなものなのかい、こんな壁ごときに砕かれちゃうくらいの、ダッサイダッサイゴミクズみたいな夢だったのかい!?」
「そんなわけ無いだろ! ―――僕だって考えたさ、こんな状況でも何とかできるって、何か方法はあるはずだって、でも・・・・・・・・・・・・」
何が分かる。何を知っている。小さな頃からの憧れと夢と希望の何を君は知っている?
黒の扉が無謀なことくらい占い師に憧れているのだから当然理解している。それでもやるしかない。やるしかなかった。
ここで終わらせないため、諦めないために、アビは禁忌に手を伸ばしてでも、壁を越えようとした。夢を掴もうとした。
なのにそれを諦めたと言われる。無謀だと言われる。自害だと言われる。
――――何も理解されていない。
揺れて、崩れて、零れて、落ちて。アビの心中で起きた天変地異は、再び沸き上がってきたその想いに集約され、出てきた言葉は、
「僕が何をしようと君には関係ないだろ――――ッ!?」
関係無い。
アビとステイシー。このふたりの間には何も無い。
だから理解できないし、理解する必要も無い。
相手が何をしようと咎める理由は無い。否、咎めてはいけない。
何故ならふたりは無関係だから。
自暴自棄になったアビが皮肉に訴えかけた時、音が消えた。そして急に視界がぐらつき、同時に火花を散らしたような鋭い音が鼓膜の中で響いた。
遅れてやってくるのは痛み。右頬から右耳にかけての一帯が焼け付き、痺れている。
何が起きたのかはすぐに分かった。尻餅をついて倒れた少年は痺れる痛みに頬を抑えながら、同じく熱を帯びた掌に歯を食いしばって堪える彼女を見上げた。
「――――――――私は、嬉しかったんだ」
ぎゅっと奥歯を噛みしめ、切ない表情を浮かべるステイシー。
吐き出したい事は声にならないだけであって、伝えたい思いは手に余る程ある。けど何を伝えるべきか、何を一番伝えたいかを彼女は必死に考えていた。
そうしてようやく、絞りに絞って、ようやく出た絞りかすをステイシーはアビに届けた。
「えっ・・・・・・」
受け取った本人は当然戸惑う。
不思議だった。おかしいとさえ思った。なぜ今、彼女の口からは嬉しいという言葉が零れたのか。また嬉しいと発する人間の表情がなぜこんなにも悲愴感を漂わせているのか?
彼女の言葉が、心が理解出来なかったアビは訝しげにステイシーを見つめる。
ステイシーは自分を落ち着かせるためか胸に手を当てて深呼吸をしていた。少しして肩の動きが収まると、彼女はしとしとと語り始めた。
「私はいつも独りぼっちだったの」
それは剛胆な印象を持つ彼女からは到底想像の付かない、弱音から始まる彼女の昔話であった。
「昔から何でも人より優れていた私は常に自分に自信を持っていて、そんな自分を誇らしく思ってた。それだけじゃなく、出来るのが当たり前だとも思っていて・・・・・・出来ない人の気持ちが分からない子だった。
自分が出来るんだから相手もできて当然だよね?って相手に自分を押しつける――所謂完璧主義者ってやつね。
全部が全部、自分が基準で世界が回っているような気でいて、私が全て、私が正義。私ができることはみんなもできるはず。そうやって他人にも同じレベルを要求してたわけ。
そうするとやっぱり人間って弱い生き物で、弱い自分を護ろうと、私以外でグループを作ってまとまったりして、対抗してくるようになった。
私も余計に反抗心が出ちゃって『なんでそんなことも出来ないの雑魚』『才能無いのねあなた人間辞めちゃえば?』『弱者なんて生きてる価値ないのよ』ってもう散々貶しまくっちゃって。気づいたときには誰も私の側にはいなかったわ。
でもそれで良いと思ってたの。だって他の奴等は弱いから群れを成すわけでしょう? なら独りで居る私は強いから独りなわけであって、わざわざ自らが弱いことを露呈する必要は無いもの」
言葉では自分は間違ってないと訴えつつも、その口調には強い後悔があるように感じられた。ステイシーは遠くを眺める。
「レヴィオンハート家にはこんな家訓があるの。
『追われる者に血は巡らぬ』
強くなければ死んでいるも同然、常に強く生き続けろってね。
私は生まれた時から強かったんじゃなくて、強くなきゃいけなかったの。
占い師を目指したのもそれが理由。
昔と違って、武術より占術が重宝される時代になったことで、レヴィオンハート家も権力を維持しづらくなったのね。
そういう使命を背負って臨んだ今回の入学試験だったのにアンタ等に出会って、戦って、そして私は敗北した。全国民が注目する国の祭事で、私は敗北を晒したの。
もうあの時の私は怒りを通り越して喪失。最低最悪な心境だったわ。
別にこれまでも適わない相手は居たし、負けることも全く無いわけじゃなかったけど、状況が、場所が悪かった。はっきり言って、私にはもう帰る場所が無いと思う・・・・・・なんとなく察して」
ステイシーは己の無様さを嘆いて笑った。これは自業自得、全て自分が招いた惨事なのだと。
レヴィオンハート家は昔から国に仕えるほどの実力を持った武道の名家。故にその家に生まれた人間はその地位や名誉を護る使命を背負わされている。
そう考えるとステイシーの気性の荒さや傲慢さ、さらには生き方にも納得はいく。先の試合であんなに落ち込んでいたのもこれが理由のようだった。
自らの過去を赤裸々に話したステイシーは一呼吸入れる。今までのは前座で、言ってしまえば緊張や羞恥を隠すためのカモフラージュだ。
自分の話をすることで下準備を終えたステイシーはここから本当に伝えたかったことを口にしていく。
「だからかな、何か嬉しかった。ほっこりした。温かかった。
独りよがりで人の痛みも理解出来ないような私に最後まで一緒に勝とうって手を伸ばしてくれた。居場所の無い私にココに居て良いんだって思わせてくれた。仲間って良いなって思わせてくれた。そして何よりあんたの夢が私の心を変えてくれた。
―――――だから、今度は私があなたを助ける番! 私を救ってくれたあなたの夢を、こんなところで終わらせはしない!」
彼女が伝えたいのはこれまでのダメな自分ではなく、そんなダメな自分を変えてくれたアビへの感謝の気持ちだった。
ステイシーはアビの言葉に救われた。アビの占い師としての気質に感動した。だからこの人には絶対に占い師になって欲しい。彼が占い師になればきっと自分と同じように救われる人が大勢居る。そう思ったのだ。
だからステイシーはアビを助けに来た。自暴自棄になって我を忘れた彼を助けるために彼女はやってきたのだ。
「ごめん。僕はてっきり君が僕に夢を諦めろと止めに来たとばっかし思っていた。君のことをちゃんと知りもしないで勝手に決めつけて怒って、ほんと・・・・・・ごめん。あと、止めてくれてありがとう」
ぶたれた頬の痛みは後を引き、代わりに痛むのは心の臓。
何も知らなかったのは彼女ではなく自分の方だったと、アビは自分の働いた無礼を謝罪する。
もちろんステイシーにも言葉足らずな部分はあった。とはいえ頭に血が上って、酷いことを言ってしまったことに変わりはなかった。
ステイシーは鼻をならしてその謝罪を軽く受けとめる。
「ふん、ほんと感謝しなさいよね。で、ここからどうするつもり?」
「え、何か策があるから来てくれたんじゃなかったの!?」
「はぁ? そんなわけないでしょ。私はただ目の前に自爆しそうな馬鹿がいたから、止めてあげただけよ」
思いがけない一言に、アビは鳩が豆鉄砲を喰らったように口をポカンと開ける。ステイシーが自信溢れる姿勢で助けると言ったのは、何かしら別の攻略方法があるからだと思っていたからだ。
「ええぇ、じゃあさっきの僕を助けるーってやつは何だったわけ!?」
「ちゃんと助けたじゃないか黒い扉から。ていうか私の時みたいに、またカード引けばいいじゃん」
ステイシーはアビのマントの内側を指して、そう催促する。それを聞いた瞬間、アビの頭には後光が差し込み、どんよりした心の内まで明るく晴らしていくようだった。
「やっぱ流石だよステイシー! なんで今まで気づかなかったんだろう」
「いや、占い師目指してんなら忘れんなよ・・・・・・」
マントの内から出したタロットカードをアビはシャッフルする。その後、よく切ったカードの束をステイシーに向けて扇状に広げた。
「わたし?」
ステイシーは自らを指さして、アビに問う。
「君に引いて欲しい」
ステイシーは一度断ろうとした。自分にその責務は負えないと思ったからだ。
だがあまりにもアビが真剣な眼差しを向けるため、結局断り切れず、
「しょうがないわね」
ステイシーは口では文句を垂れつつも迷うこと無く一枚のカードを選び、そして引き抜いた。ステイシーは引いたカードを数秒見つめたあと、縦に倒すようにしてアビに見せた。
「ワンドのⅡよ」
そのカードは山・海・川・大地を見渡せる城壁の上で、赤いマントの男が地球儀と木の杖(ワンド)を手に、遠くを見つめている絵のカードだった。
「ルール変更とか前代未聞のことをしちゃうあなたにはぴったりのカードかもね」
ステイシーはアビを変わり者だと皮肉に笑った。このカードには先駆者や変わり者という意味もあるらしい。アビは初耳だと頷く。
「確かにそうかも。でも今の状況から考えると、二人で力を合わせるってところなんじゃないかな?」
アビはカードを見つめながら解決策を探る。
確かにⅡという数字が出ているため二人という流れは自然だ。ただステイシーはもう少し深い解釈に至る。
「それは当然よ、何のために私が来たと思ってんの。それよりも視野を広くしろ、そうね高いところに何かありそうな感じが・・・・・・・・・・・・あっ」
考えながら上を見渡していたステイシーが何かを発見し、声をあげた。アビも彼女の向いている方に顔を向けると、そこにはなんと壁に取り付けられた梯子があった。
「あんなところに梯子が付いてたなんて、全然気がつかなかった」
「そうね、普通は壁を登ろうなんて思考にならないから気づかなくて当たり前よ。でも今はこれしか無い。まだ諦めるには早いってことね」
ワンドのⅡに描かれている赤マントの男は、先駆者としてある程度の功績や地位を獲得した人物だ。しかし彼はまだ満足しない。ここからもっと飛躍するにはどうしたら良いだろうかと、地球儀を片手に広い世界を臨む。
その様子からここはまだ中間点、ゴールはまだまだ先にあるという解釈ができるのだ。
まだ入学すらしていないが、ステイシーは他の人よりもタロットの知識が豊富だ。これも彼女が先ほど公言した家柄が関係しているのだろう。
ようやく未来への道筋が見えたふたりだったが、まだその道は完全では無い。
「あとはどうやってあそこまで行くかだね」
梯子を見上げながらアビは考える。
壁についている梯子までの高さはアビの身長の三倍程度。当然ジャンプしても届かないし、二人で肩車しても届く距離では無かった。
アビは周辺に使える物がないかきょろきょろと辺りを見渡す。金髪の少女も同じく策を練る――――のかと思いきや、何故かさっき引いたカードをじっと見つめていた。
「逆位置・・・・・・・・・・・・。私も覚悟を決めなきゃだめね」
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