CO1（mtDNA）

　COⅠ：Cytochrome c oxidase subunit I、の略。日本語を当てるなら、「チトクロムC参加酵素サブユニットⅠ」とか。まあ、基本的に訳すことはない。


ミトコンドリア（mt）DNA上にある領域。消化において食べ物を酸化する際に関わる酵素（ざっくりとした認識）。


種内変異が比較的小さく、種内変異が大きいため、DNAバーコーディングによく用いられる（というか、DNAバーコーディングにおける標準的なマーカー領域）。故に、登録配列も充実している分類群が多い（はず。個人的な認識）。


COⅠ用のユニバーサルプライマーも開発されているため、解析に使いやすい領域。ただし、個人的な感想だと、16Sに比べるとPCRの失敗が多い（私の実験技法の問題なのか、プライマーがあたりにくいのか、あるいは……？）

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