迷子の魔王を探しています

君田熾世

設定/人物紹介



※ネタバレにご注意ください。




…………人物…………


★テオライド・ルフ・ディスター

魔界ディスターヴの王。

赤髪赤眼。外見年齢20代後半。

膨大な魔力と強靭な肉体を持ち、神々すらも回れ右するほどの無敵な存在だよ。

面倒なことが嫌いで、散歩と称してすぐに行方不明になるんだ。

やればできる子だよ。でも、やらないよ。


★クロツィオ・エル・ヴォルツ

魔王軍幹部『吸血王』

黒髪黒眼(赤眼)、外見年齢20代後半。

魔王の側近。夜に仕事をして、昼に寝ていることが多いよ。

魔王=ハンコを押すだけの簡単な仕事です(にっこり)、と笑顔なのに怖い人だよ。

魔王さまには「クロ」って呼ばれているよ。他のみんなは「ヴォルツさま」って呼んでいるんだ。

美形だけど、女性を近づけさせない雰囲気があるよ。でも、隠れファンが多くて、男女問わずモテモテだよ。


★アルヴィン・ルド・フェルテ

魔王軍幹部『淫魔王』

白金の波髪、青眼(金眼)、外見年齢20代後半。

魔王の側近。昼に仕事をして、夜は遊んでいることが多いよ。

魔王さまには「アル」、他のみんなには「フェルテさま」って呼ばれているよ。

美形だけど、気だるげでちょっとチャラい外見だよ。付き合っている女性がたくさんいるよ。下僕もたくさんいるよ。


★トラ

魔王軍幹部『獣王』

茶髪虎目、外見年齢30代前半。

魔王の側近。将軍の一人で、昼は人の姿、夜は獣の姿が多いよ。獣の姿でも、人の言葉を話せるよ。

前王妃が名付け親で、彼を拾って育てたんだ。猫だと思っていたのに、人の姿になって、みんなびっくりしたよ。


★ファリシア・ルル・レイト

聖女。

金髪紫眼。

ほわわんとした可愛い女性だよ。

強い聖属性の力を持っていて、強い癒しの力がある人だよ。精霊と話すことが出来るんだって。

彼女の五代前の聖女が魔王のお母さんだよ。


★セイル・レイト・ディスター

勇者。

魔王と聖女の息子。生まれてすぐに「あだー!」と魔王の目に指を突き刺し、魔王に一撃を入れたことで勇者の称号を得たよ。

とっても良い子で、彼の両親はもちろん、僕も、じいじ(大神官)も、魔王城のみんなもセイルのことが大好きなんだ。

迷子は遺伝なのかな。すぐに行方不明になって、みんなをハラハラさせるよ。

魔王の後継者となれる魔力を持つけど、聖属性も持つため、神々にも愛されているんだ。神々に心配されて、めっちゃたくさんの加護をもらっているよ。正直もらいすぎだよ。僕知ってる。それってチートって言うんだよね。

魔力が強すぎるから、制御できる年になるまで封印されているんだ。僕と一緒だね。


★ルーク

僕だよ!

魔王軍幹部『鬼王』の孫で、茶髪に茶色の目。額の生え際に小さな角が二つあるんだ。

魔王の執務室にいる外見年齢4歳くらいの少年が僕だよ。先々代の魔王から従者として仕えているよ。

書類を運んだり、お茶の用意をしたりしているけど、言葉は話せないんだ。でも言いたいことは通じるから大丈夫。

みんなにかわいがってもらっているよ。僕もみんなが大好き。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る