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ある会社内の廊下、


顔が土気色の男性社員が居た。


その人の目の前に、妖精としか言いようの無い何かが突然現れた、


[怖がらなくてもわたしは貴方を救いに来ました]


「…」


[わたしはネクスティターニアン酷く苦しんでいる様ですね]


「…ああ、実は」


入社した後から問題が起きた。残業は当たり前、それのみ成らずその男性社員の能力は他の人達の平均以下。しかもこれ以上上がらない。其処から連鎖したいじめ、更に悪い事に会社は知ってて放置、


[…そうですか、ならそんな貴方を良い会社の良き社員にして上げましょう]


「本当ですか?では御願いします」


男性社員は影も形も無くなった。


その後遺族の訴えに曖昧な返事しか無かった。何故なら消えたからだ、そうとしか言いようが無かった。その後大規模な業務改ざん命令を受けたが行えれず、翌日。


その会社は倒産したのだ、


へその緒の付いて無い赤ん坊が1人産まれた。


物心が付く前に姉が居たのだが、


付いて暫くしたある日、


姉の腰に何かを巻いていて紐で締めると細くしまっていった。


そんな日々が続いていて弟が感じたのは女の魅力と異常さの両方を合わせた、そんな感じだ。弟は母に何故姉はその様な事を訪ねたら。


姉は昔、幼稚園で同じクラスの子に年下扱いされたとの事からスタイルを良くすれば年下扱いされ無く成ると言ったからだそう。


後日、


弟はその当たりを調べようと本を探して読んだ。西洋や東洋に色んな服の等々、


しかも1冊のみ成らず1冊、1冊と増え始めた。


そうして時が過ぎて中学も中頃近く…


進路の事で相談された際。


服に付いて独自に調べ続けた事である事を彼は提案した、


「…実家の老舗洋服店を継ごうと想っていました」


両親は息子の進路で大賛成した、


姉は卒業後は結婚をして実家を継ごうとしていた為、もう一人どう成るかと不安に成ってたら、その答えが出たからだ。


卒業して数年後、


姉の子供達はこの仕事をしたのか?と問われた際こう答えた。


「1つの事を知ろうとして調べ続けたらそのあたり知識が凄い事に成ってた訳で」


双子が、ふ〜んと返事された。

そっちから訪ねてその反応!と落ち込んでたら。


「ソレも良いかも」


「そうそう良いかも」


双子はお互いの手を合わせた、


合わせた際母親譲りの括れた腰がまるでカクテルグラスが触れ合う様に見えて、風船の様に大きく膨らんだ胸が押し合わさって大変魅力的に見えた、


「「あ〜何処見た〜いやらし〜わね〜お。じ。さ。ん」」


「ご!誤解だ!」

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