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ただ祈る事しか出来無い少女が居た、
自らの総てに絶望して。
すると妖精の様な何かが現れた、
少女は驚きあ然とした、
[怖がらなくてもわたしは貴女を救いに着ました]
「…妖精さん?」
「そう…わたしはネクスティターニアン」
「だったら聞いて」
少女は自身の身の上を話した、
大富豪の父親はその異常とも言える愛で自身の人生をメチャクチャにして来たのだと…
[…分かりました、では今直ぐ貴女をごく普通の幸せの有る家庭の子供へと転生させましょう]
「妖精さん、お願いします」
ネクスティターニアンは数秒の沈黙の後少女の影も形も消えた。
少女の父親が部屋に入ると娘が居ない、その直接の犯人のネクスティターニアンも居ない。
直ぐに捜索願いを出したが一向に出したが、
待てども待てども発見されずに数年後。
とうとう少女は死亡扱いさそうに成ったのを父親は止め様としたが聞く耳持たず、死亡とされた、
では一体どうやって転生したのか?
先ず転生する人の身体を原子まで分解して魂のみにする。
次にその因果を書き換えてその人の望んだ未来に成る様にしてから受精卵の中へ埋め込んだ、
例えで言うとクローンの製法に似ていると言って良い。クローニングしたい生き物の細胞から細胞の核を抜き取り次に卵細胞から細胞の核を抜き取り抜き取った後其処にクローニングしたい細胞核を埋め込みそのまま増殖させる、
産婦人科
分娩室で見事に女の赤ん坊を出産したが…その赤ん坊にはへその緒が付いて無かった。
その後、その赤ん坊はその家族の元で育った、転生前と違い裕福では無いが両親から深い愛情を注ぎつつも束縛は少なかった。
赤ん坊が成長して女子中学生にまで成長した時少女は自身の体型に多少の驚きと困惑が遭った、
「…中学にしては」
背が高すぎる、転生前は同年代と比べて低かったのに対して転生後は身長169cmと自称してるが推定で180cmを超えてるのでは?更には其れだけで無く、
胸が大きい、片手では収まらない位は。
しかもその上、あり得ない程腰が細く括れて、顔が童顔と何処の漫画だと突っ込みたくなる、
その少女は自身の半分程の身長の男子と学校で出合い付き合う事に成った。
ある日曜、
その日は二人はデートに出かけてた。
身長差を除けば和気藹々だった、
そんな二人の前にホームレスの男性が通り過ぎた、
少女とホームレスの男性は初めて会う筈だが、何処かで会った気がした様な気がした。
少女はそのホームレスの男性に不敵な笑みをした。
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