第4話乙女の戦い
この日ギルマスに勧められた
「部屋が2部屋しか空いてないって?!」
「すいません今日はなにぶん人が多くて···ひとつはダブルベットなのでどなたか2人がそちらにとゆう事で」
「なら俺が1人で女二人がダブルの方····」
「「ダメです!」」
2人の声が響きわたる
「みーちゃんは今日1番頑張ったんだから私が癒してあげるの!」
「それには及びません。私が監視を担いながら介抱しますので夏様もお疲れでしょうここは私におまかせください」
二人がバチバチと睨み合う
「そんなどうでもいいことで喧嘩するなよ···」
「「どうでも良くない!」」
二人の勢いにビビり
「はっはい!」
(俺ほんとに強くなってるんだよな···)
俺はこのまま尻に敷かれてしまうのかと思いながら話はどんどんエスカレートして····
「ならこれでどうでしょう。この初代勇者様が残した『リバーシ』で勝った方がシライシさんと同じ部屋です」
この世界にリバーシの文化があることを知るのと同時にミサラに少しの同情を送った···
なぜなら夏は···あちらの世界でリバーシの大会の優勝者なのだから
勝負はあっさりと決まりそうになるそこに
「ぐぬぬ」
「降参してくれてもいいですよ」
俺がミサラのくろの石を取り、なつが1番取られたくない場所に置いた。
「ここを必死に守ってたもんな なつ」ニヤッ
そうほかでもない夏にリバーシを教えたのは俺だ
そしてこのまま終局させるのもいいが2人が仲良くできる方法を考えることにした
(2人は何故こんなにも俺と同じ部屋がいいのかわからんなそれならみんな一緒に···ん?みんな一緒?····それだ!)
俺はこのリバーシを引き分けにすることを思いつき、直ちに実行した。そしてそれは現実になった
「引き分け?」
「そう引き分け」
「この場合どうすればいいのでしょう」
「なら2人とも俺と同じ部屋でいいか?」
「私は構いませんがなつ様が」
「私も気にしないよ」
「んじゃ決定!」
俺たちはダブルベットの部屋に向かい皆で並びながら寝ることにした。
(なんで俺が真ん中なんだ正直俺は床でも良かったのにこんなん理性が耐えられるかどうか····!)
俺も健全な男の子だ。二人のこんな美少女に囲まれたら我慢出来る訳だが無い。
そんな苦闘をしている俺の腕に、なにか柔らかい感触があった。そちらを見ると
夏の胸が上着が肌けながら押し付けられていた
(なんで夏はこんな発育がいいんだよ!!)
(耐えろ!耐えるんだ!朝まで!)
・・・・・・
俺はこの苦闘を制し二人に手を出さないまま朝を迎えることが出来た。
「ふぁおはようございますシライシさん」
「ああおはよう」
「どうしました?少しやつれていますが···」
「大丈夫煩悩と戦っていただけだからそんなに気にしな····」ムニッ
俺はこの手の感触のものがなんなのかすぐに察したそして命の危機を感じた
恐る恐る俺の手を見ると····
予想通り夏の胸だった。
(えぇ?!なんで俺は夏の胸を揉んでいるんだ!?あっでも柔らかい)ムニッ
「ああっ///」
その色っぽい喘ぎ声を出す夏に驚いて手をどけるとその拍子で起きたのか目を覚ました。
そしておれは背後のミサラにゴミムシを見る目で見られていた
「最低ですね」
「誤解だ!これは不可抗力で···」
「にゃんの話をしてるのぉ〜」ボー
「あぁ!夏お前からも言って···ッ!」バッ!
「なんで目をそらすの?」
「おまっ!した!服!」
「夏様服を治してください!」
「した?服?·····ッ!」カー///
乱れた服にやっと気づいたのかいそいそと服を整える
(···こんなんでたびできるのかなー心配だ)
内心そう思いながら自分の準備を始めるのであった
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