第6話 舞side

皆さ〜ん、こんにちは。舞だよ。ポニーテールの美少女が前にいるよ〜。むむむ、あれは花じゃないか。

「ねえねえ、しのぶ。前に花がいるよ」

「ほんとね、珍しいわね」

舞の隣を歩くのは、花とは違うタイプの美人さんのしのぶ。


「おっはよ〜。今日花遅いじゃん。なんかあった?」

「ほんとね、花はいつももう少し早いわね。今日は私たちがいつもより早かったのかしら。」

なーんて花に話しかけたら

「おはよう。舞、しのぶ今日寝坊しちゃって。二人がいるから遅刻かな」

なんて笑いながらいわれちゃった。

「ひどいな〜。いま何時?」

まあ仕方ない。舞としのぶはいつも遅刻してるし。

「いまは、8時15分よ。このままいけば遅刻ね。花、大丈夫なの。生徒会の人が遅刻すると先生うるさいわよ」

なんてしのぶが言うから

「15分か、走れば間に合うし。バイバイ、遅刻すんなよ」

花は、舞としのぶをおいて走って行っちゃったじゃん。

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