第10話 休憩

 数週間後、文化祭に向けての合唱練習が始まった。僕たちの学年が歌う曲は


 

           旅立ちの日に


だった。みんな小学校の卒業式で歌ったためか、歌詞を覚えていた。しかし、小学校のころと違うのは、声の高さでグループを分けることだった。ほとんどの男子がバスのパートで、みんなソプラノのパートにつられて歌っていた。ある日、先生から注意をされたが、男子みんなの声がまだ高かったため、アルトのパートに数人の男子を入れて練習をして行った。





そして、本番当日

緊迫した空気の中、文化祭が始まった。ぼくたち中学一年生が初めに発表することになった。ぼくは緊張しながらも、歌い終わることができた。全学年の発表が終わり、部活の展示を見回った。美術部の展示では、イラストが書かれた紙を一人一枚までもらってよかったため、ぼくは一枚もらった。次に、図書室に行った。図書室には古くなった本が一冊だけもらえたため、ぼくは雑誌をもらった。他にたくさんの部活をまわった。書道部の展示、サイエンス部のスライムなどの工作、演劇部の演劇などがあった。楽しかった。



文化祭が終わり、少し経って一学期が終わった。ようやく一学期が終わりほっとした。



次の長い二学期に備えるため、夏休みを楽しむのであった。

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