ようやく肩肘張らず、誤魔化さず、己が心情に素直になれましたか。

が、そうは言いつつもまだ己の中でしか完結していないと言う事実。
それは自らの口で、言の葉で、心を持って相手に伝えた時初めて、
終わりと始まりを為すのでしょう。

終わりは偽り続ける己が内の心の在り方。
始まりは共に歩んでくれる大切な人との心の在り方。
その夜通し包み込む温かな手をこれから先、絶対に忘れてはならない。

…否、今の彼ならばその様な事を口に出さずとも理解している事でしょう。

その手を握り返せるのは他の誰でもない、
桃真君…貴方自身と言う事を忘れてはならない。

ともあれ6歩目(6章)お疲れ様でした。
今章は中々辛辣な言葉も投げてしまい申し訳ない気持ちも有りました。
それでも突き進めて頂けた事喜ばしく思います。

近況ノートでのつぶやき…恐らく次章がラストになるのでしょう。
二人の恋模様に心良い決着をつけて頂ける事を祈りつつ本文を締めさせて頂きます。

さらなる活動を心よりお祈り申し上げます