冬霞の軌跡

リーラ

はじめに・人物紹介

この小説はクトゥルフ神話TRPG【冬霞に消ゆ】の自分の探索者と相手となる探索者の2人の2次創作小説になります。

シナリオ自体のネタバレ等は含まれていないかと思いますが、一応お気を付けください。

また、同性愛表現(といっても微々たるもの)も含まれますので、その点にもお気を付けください。


【白羽根 莉冬(しらはね りと)】

 20歳。161㎝。

 医療系の大学に通う2年生。心理学専攻。

 いつもぼーっとしていて、表情も変わらず、何を考えてるか分からないと周りにおもわれがち。

 男にしては背が小さく、中性的な顔立ちをしている為、女性に間違われたり、高校生に間違われたりする。

 友人はいないわけではないが、特別仲のよい友人がいるわけではない。

 趣味は天体観測や動物とふれあうこと。


 幼いときに両親が事故で亡くなり、それ以来感情の起伏を失っている。

 親戚からは、泣きも笑いもしないと気味悪がられており、居心地の悪さを感じ、高校卒業と同時に一人暮らしを始めている。

 基本的に受け身で、自分自身の意見を伝えたりすることはほとんどない。

 恋愛にも興味が無かったため初恋もまだ。

 とある件から、甘露寺 一夏に一目ぼれする。

 恋心を自覚したのはそれから少し後の事だった。


【甘露寺 一夏(かんろじ いちか)】

 24歳。176㎝。

 ケーキ屋で勤務している青年。甘いものが好き。

 心優しく、見目麗しい為、一夏目当てにお店に来る人も少なくない。

 とても優しい性格をしており、物覚えもよく、客受けもよい。

 現在は接客業中心だが、いずれは自分で作ったケーキも店頭に並べたいと店主から指導されながら日々ケーキ作りに取り組んでいる努力家な一面もある。


 昔からモテていたこともあり、恋愛経験はそれなりにあるが、過去の恋愛にいい思い出がない為、恋愛には臆病になっているところがある。

 嫌われることや、もめごとになることを避け、ニコニコしていた結果、本当に好きか分からないと、振られてしまっている。

 いつからか、白羽根 莉冬の事を好きになっていた。

 同性を好きになるのは初めて。

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