紅葉と朧月

薄く色付く

庭の紅葉

木の葉さやさや

見上げれば朧月


柔肌の肩から

弾ける水模様

ゆらゆらと湯煙が

朧月も隠す露天風呂


君を抱く

湯船の音は

紅葉の紅を染めるのだろうか

薄き紅色

湯船に揺れて

君は染まりて、、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る