飼ってる猫は美人さん
残業
第1話 いつもと違う起こし方。
「……しゅ…ん」
「…しゅじん…」
「ご主人」
誰の声だろうか、俺は一人暮らしだから人の声が聞こえるのはおかしい。
夢だろうか…と言うか、今ご主人って呼ばなかったか?貴族になった夢でも見てるのだろうか。
「ご主人!起きて!」
さっきより声がハッキリと聞こえる。
え?まさかこれ俺の耳元で言われてる?
ご主人とか呼ばせる趣味ないんだけど、もしかし寝たまま永眠してて、そのまま異世界転生でもしたのか?
どうせ異世界転生なら貴族とかいうめんどくさい奴にはなりたくかったな…チート能力で無双したほうが絶対楽しいだろ…
「ご主人!!!!!」
「やっぱこれ現実だ!?!?」
「わっ!!」
飛び起きたら、隣に生まれたままの姿の女の子がとても驚いていた。
いや、俺の方が驚きなのだか…てか、距離近くね!?いやめっちゃ可愛くね!?!?
そんなことより―
「ちょっ!なんで裸でなの!?布団あげるからとりあえず隠して、そしてもう少し離れて!!」
「あは、ご主人やっとおきた〜!おはよーご主人〜!!」
「今、もう少し離れてっていったよね!?なんで、抱きしめてくるの!?」
寝起きに、美女に抱きしめられるとか、俺の人生も捨てたもんじゃないな、知らない女の子からだけど。
「ご主人起きるの遅いよ!! 何分待ったと思ってるのさ!!」
「いやいやいや、待って、本当に待って、状況を整理したい」
寝起きで、直ぐに状況整理しないといけない意味もわからないし
ご主人とか呼ばれるから貴族の夢でも見てたのかと思ったら、やけにリアルで聞こえて飛び起きたら、隣に裸の女の子、なんだこれ、状況整理しても意味わからん。それにちゃんと女の子を見ると
「え?耳?尻尾?え?どゆこと?本当に異世界転生でもしたのか?」
「何言ってるのさご主人!異世界じゃないよ、リアルだよ!そして目の前にいる私も本物」
「ほ、本当に本物?本当に本当に本物?」
「そうだよ、試しに耳触ってみる?」
「え?いいのか?」
「どうぞ〜!」
そう言って、頭をこちらに出してくる。恐る恐る触ってみると
「ほ、本物だ、ふさふさ?モフモフ?してる…そして触り心地がめっちゃいいぞ、止まらんな」
「えへー♡」
めっちゃ気持ちよさそうな顔してる、しかも笑顔もめっちゃ可愛い。
「本当に本物だったな…、あの…尻尾の方も触ってみていい?」
「え?尻尾はちょっと…」
「え?ダメなの?」
「いや、ご主人なら別にいいんだけど、いやよくないんだけど、、」
「一応確認しときたいし、ダメかな?」
なんだろう、何かあるのだろうか…けど、とても触りたい、あのモフモフな感じを、、
「じゃ、じゃあちょっとだけね?本当にちょっとだけね?」
「分かった」
許可を貰ったから、触ってみると
「にゃっ!」
「え?」
とても、びっくりした声が聞こえた、びっくりした声も可愛いのか、当たり前か(?)
「そんなに、びっくりしなくても…」
「いや、びっくりとかじゃなくて…あの、その…尻尾はちょっと敏感なところなので…」
後半段々と声が小さくなっていった…いやまず謝らなければ
「え!?そうなの!?ごめん!!!」
「ご主人はなんも悪くないよ!知らなかったんだし!」
「いや、それでも、一応女の子だし…ごめん。」
まさか敏感なところだったとは…そんな所を触らせて欲しいとか知らなかったとはいえ、変態みたいだな、気をつけなければ。
そんなことより、普通に話してるけど、まだこの女の子裸のままじゃないか、余計俺の変態度が増した気がする。
「と、とりあえず着替えよう、君も裸のままだし、いやでも俺の服じゃその尻尾入らないしどうしようか…下着も男の一人暮らしの俺の家にないしな…」
「したらご主人、とりあえずはなんか大きめのシャツ1枚くれればいいよ!」
「分かった、とりあえずはそうしよう。あとは着替えてから2人で話そうか、色々聞きたいし。」
とりあえず僕達2人は着替えてから行動することになった。
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毎日の暇な時間にすることがないので
思い切って小説書いてみました。
普段読んでる小説をいざ書くとなると難しいですね。
自分の文章力の無さに驚きました(笑)
今回は猫を擬人化というので書いてみたんですけど猫飼ってないんですよね。
飼ってみたいです。
初めての投稿ということで誤字脱字あると思いますし、意味わからん文になってるかもしれません。
是非感想くれると嬉しいです!メンタルは弱くない方なので批判のコメでも受付ます!
毎日投稿は厳しいかなって思うので、少しでも楽しめたら続き待ってくれると嬉しいです。
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