第133話 小濱さんが応援押してくれたから気づいてしまった、本日。
「まさか……。同じ話を連日で載せていた、そんな過去があっただなんて……」
妄想日記の第九十二話と、第九十三話に同じ話をしれっと載せていた、そんな事に気づいてしまった本日。
「やだー! 誰も突っ込んでくれてなかったー! てか、今まで気づいてなかったし!」
まったくもって何も突っ込まず読んでくれているカクヨムな皆様に感謝です。ありがとうございました。気づいたのは、そこから遥先へ行った百三十三話でした。
「ジーマーで? マジでバカじゃない??」
いや、だがしかし、もう遅い。消すことはなく、この後、もし読んでくれる人がいても、そこは恥を曝け出して生きていこうと思った。
「まじでバカだよね」
「ワオ、脳内再生君、鉤括弧で出て来たの?」
「いや、まじ馬鹿すぎて」
「うん……」
「ねぇ、どう思う?」
「そんな自分が?」
「え? それ以外あるの?」
「ない……かも」
「だよね」
「反省してます」
「まさにそれな!」
「まさにそれな! です」
「で、今日はそんな会話だけで、これを終わらせようと?」
「うっ……」
「図星か……」
「…………」
「あのさぁ、ま……」
「まったくお前はって言いたいよね! うんわかるよ! きっとそうだと思ってる!」
「そうする気だったんだ」
「まあね! もう開き直るよ! 小濱さんのおかげでそんなことを知って。それもトイレの中で! それを知ったからさ! もう出るものも出なかったしね!」
「いや、その情報いらないから」
「うんと、ごめん、動揺し過ぎたかもしれない」
「だろうね、だってまさか、さも当たり前な感じで、二日続けて同じ話載せるとか、まじあり得なくね?」
「うっ……」
「ないわー。今まで読んでくれた人に謝った方がいいよ」
「本当にごめんなさい」
「そんで明日からどうするの?」
「明日から?」
「反省したなら前に進まなきゃだめじゃん」
「うん……。そうだよね。えっと、じゃあ明日からは、真面目に過去も加味して妄想日記書きます」
「それでよし?」
「え?」
「本当にそれだけでいいの?」
「どう言う意味で?」
「自分のイメージ、そう、関川さんが積み重ねて来たように、パブリックイメージ積んで行かなきゃ」
「あ……。でもさ、その積み上げるってそんな姑息なのはわ……」
――バシッ!
「痛っ!」
「バカなのか!? 本物のバカなのか!? 昨日コメントで書いてあっただろ?私はそれを引き出すために自ら築いたパブリックイメージを皆さんに捧げているのです。なんという気高さ!だと!わざわざここにお越しいただき、コメントまで残して行っただろう? その気高い関川様が!自分で気高いと言い放つその姿勢! 見習った方がいいに決まってる!」
「はっ! 確かに! 関川さんは自分で自分の事を気高いなんて言っている!」
「その気持ちを汲み取るのだ。社会人なら当たり前の忖度じゃないか!」
「まさに! 大人な忖度! 私、明日から心を入れ替えて、関川さんのようにパブリックイメージを上げる! もう二度と同じ話を投稿するようなバカな真似はしない!」
「それでこそ私だ!」
そう言って妄想を再生する脳内再生君は消えていった。
と、そんな本日。
子供の日ということもあり、宮崎マンゴーの乗ったタルトをご近所のケーキ屋さんで購入し、四十%オフで購入した和牛塊肉のローストビーフを作り堪能した。ゴールデンウィーク終了まであと少し。頑張らねばならない。
***
と、そんな本日もお読みいただき嬉しいです。最後はやはり、平和を祈り、今日という日を終わりたいです。
――神様へ。祈りを捧げます。はやくこの世界から戦争なんてものがなくなりますように。
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