第86話 妄想の息継ぎをしにやってきた日記

 うおー! だめだぁぁぁ。もう……もう……死んでしまうくらい妄想の息継ぎがぁぁぁ。はぁぁあ! そんな叫び声をまじであげながらもう我慢の限界だと現実ワールドからやってきた本日。


 3番ちゃんにも、もうそろそろカクヨーム王国に行ったほうがいいと思う。お母さん苦しそうだよ? と言われたので、やってきました。いえね、ただいま毎年恒例の動画編集をしているNOWなんですが、なかなかな写真の枚数で……。でも写っているのが可愛い小学生の剣道少年少女なので、癒されはするんですけども。すこーしだけ、生の声を出させてくださいね。すぅーー……


 「なんで毎年見てるのに卒団する子供へのメッセージが全員クソ長いんだぁぁぁぁー!」


 はぁー! 叫んでしまった。リアル生の声でした。でもですよ、マジで毎年見てるのに、なぜ保護者のみなさんメッセージが無茶クソ長いのでしょうか。おっと、クソはいけない。それではうんこだ。いやそれはうんこに失礼だ。うんこは身体にとって大切な役割を果たしているのに……。あれ? このくだり、いつしかの日記で書いたような?


 ――そうそうそれやったよね、前に。


 おおー! 救世主! そうだ君を待っていたんだよ! 脳内再生くん! もうあれだ! 去年まではそこそこ楽しかったけど今年は小説書いているから全然楽しくないぞー!


 ――そんなこと言ったらスポ少の子供たちがかわいそうだよ?


 あぁぁ。確かにぃ、確かにぃなんだけどね。うん、そうだね、そうなんだけどもね。もう、妄想の息継ぎが出来ないとあたし死んじゃう……心が死んじゃうぅ! だってさ、お昼にKACの新しいお題が出たらさ、知ってる人とかの新作通知がさ、ぴこぴこくるわけですよ! それを見ながら私は何度いいなぁいいなぁ叫んでいたことか!


 ――と言いながら、スナップ写真の編集してる時はテレビで映画を見ながらやってたじゃん


 だって、映画見てる間にできたらなんか得した気分じゃん? 見逃し配信ドラマを見逃しているうちに家事が終わってた。みたいな感じと一緒だよそこは。


 ――心がこもってねー!


そ! そんなことはない! 気持ちの大半は編集作業で、心の隅っこで映画観てる系だよ! だからちゃんと心を込めて制作しているはずだ!


 ――見てる映画もいかがなものかなテイストだったね


 それな! 何となく小説原作の映画見てると小説書く勉強してる気がしてセレクトしちゃったんだよねぇ。めっちゃ暗い映画だったわ。


 ――三本見てたね。あ、最初はドラマか。あれは暗い毒親のドラマだったね。子供には見せれないやつ。


 そうそう! あれは子供は見たあかんやつやったわ。


 ――で、その次がくらーい推理小説原作の映画で、最後は東京リベンジャーズで暴力シーンを無茶苦茶観てたね。僕はないわーって思ってたよ


 だよね! 私も思ったわ。アニメの方を子供も見てたからどかな? って思ったけど、実写映画は暴力シーンがいかんかったな。思った以上に暴力的だった。


 ――そんなのを見ながら作るスナップ写真の動画ってどんなんよ


 え? むっちゃ可愛い子供たちが剣道の練習してたり、試合の時にご飯食べてたり、ふざけてる顔してたりするむっちゃ平和なテンポアップの動画だよ。なかなかよく出来てるはず! 写真何枚使ったか見当もつかないほど使ったし、というかもらった大量の写真データほぼほぼ入れてあげれた気がする! ほとんどにエフェクトもセレクトしてつけたしね! なかなか時間をかけて頑張ったはずだよ。うんうん。


 ――気に入ってもらえるといいね。まぁでも写真が可愛い子供たちばっかりだから、いい作品にはなってるだろうね


 でしょでしょ! それはなんとかなった。後は本編の五分半だわ。まだ半分もできてない。で、さっきのメッセージがめちゃくちゃ長いぞー! を叫びたくて、ここにきたという。あ、妄想の息継ぎをかねてですね! もうリビングでできる作業じゃなくて、ちゃんとヘッドフォンで音楽聴きながら詩的な言葉を間に挟んでいかないといけないからね。映画見ながらはさすがに出来ない。毎回泣いてくださる保護者の皆さんの期待を裏切ることはできませんね。その辺は。


 ――えらいじゃん


 でしょう? 無償でご提供できるレベルは多分超えてると思うで? 一応心を込めて曲のリズムでカットインしたりして制作ですよ。もうさ、それが楽しかったんだけどさ、それ以上に物語を書くことが楽しくなっちゃって、早く終わらせて物語を書きたいぃぃ! もう今日は絶対最後まで行ってやる! そして明日からまた復活するんだー!


 ――妄想日記じゃなくて、心の声日記だね今日は


 そうですよ! はぁ。こんなことばっかり書いてたら愚痴日記にもなっちゃうぅ! 妄想の妄想による妄想だらけの妄想の息継ぎを、息継ぎを、早く早く,

KACのお題でやりたいぞぉーーー!あぁぁ!待っててねKACお題8『私だけのヒーロー』ちゃん! しかしまだ何にも思いついてないけども。まぁいいや、それはなんか思いつくでしょうに。


 ――スッキリした?じゃあ早く戻ったほうがいいんじゃない?現実ワールドに。 夕飯も作ってないわ、洗濯もしてないわ、家事一切をやってない気もしてるけど大丈夫なのかな?


 おっふ。大丈夫ではない。絶対に。もう夕方の六時だし……。はぁぁ、ひとときのお楽しみだったかぁ。指が動かせて楽しかったけど、しゃあない。マウスクリックな編集作業に戻るとしますか。


 と、そんなこんなな本日。本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございました。早くカクヨーム王国の住人になれるよう、もう一踏ん張り動画の編集をしてこようと思います!そして今日は全くニュースを見てないですが、一刻も早く戦争が終わってほしいという気持ちは一秒たりとも心から離れません。


 だから今日も最後は、戦争で亡くなられた方々へ鎮魂の祈りを、そして、一刻も早く世界が平和になりますようにと、心から強く強く祈りたいと思います。






――黙祷。


世界が優しい光に包まれた愛の溢れる世界になりますように。


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る