第57話 カクヨーム王国
『占いの館 〜カードからのメッセージ〜』を書き始めて、毎日一回は瞑想をする時間が持てるようになった今日この頃。おいおいまだ二日くらいじゃないか? というツッコミは軽く受け流して、なかなかいい時間だと思っている。そして、目標とする小説をいつかかけるようになるためにも、とてもいい練習にもなるのではないかと思っている。
なぜなら、パートナーであるOSHOカードの絵を近況ノートに貼り付ければいっか、と、最初は軽く考えていたが、それだとOSHOカードの販売元に対して、著作権がアウトではないかと考え直し、一枚一枚のカードの絵を文章で表現せねばならなくなってしまったからだ。
――ぎゃー! めっちゃ大変この作業!!
おっと、心の声が漏れてしまった。聞かなかったことにしていただけるとありがたい。OSHOカードはカードの絵が一枚一枚違うのはもちろんだが、カードを引く時々で受け取る解釈が違うため、きっと同じ絵のカードを引いても、紹介する文章が変わってしまう。つまり、同じカードを二日続けて引いても、同じ説明文を使いまわしできないのだ。しくしく。なんてこと! そんなことはもちろん知っていたのに、実際書くとなると、超難しい! でもだからこその勉強ではないか! と思った次第なのである。
そんなわけで、ビールを飲んでしまっちゃあ、新しいエピソードの更新ができない。できるだけ、頭がまともな時に書かねば、朝起きて読み返し、大変なパニックに陥ってしまう。
――ぎゃーー! もう二人も読んでもらっちゃった! こ、こんな文体崩壊してるものをぉぉぉ……! そして応援までもらってるぅ〜! 恥の上塗りはやめてくれい! もう公開ボタンを押した私のバカーーーーーー!
大体こんな感じのパニックだろうか。お恥ずかしい限りである。で、急いで直す!ヒィありえん!と言いながら。
さて、そんなOSHOカードネタはそろそろ終わりにして、本題に行こうと思うのであーる。って、前振りやったんかーいっ! えへ。絵を文章化するのがまだ私には難しいよ! を言いたくて、長くなっちゃった♡
今日は、大好きすぎる『カクヨーム王国』が最近めっちゃくっきりと脳内に存在しているので、それを書こうと思ったのでした!
基本引きこもり主婦なので、家事をしたり、子供の塾への送迎をしたり、パパとラブラブしたり、現実ワールドでやることも満載なわけですが、カクヨーム王国での私は、また別の私。いや、同じなんだけど、ゲームの中の世界というか、そう! 仮想空間の中で、私を私として生きている的な世界観が、最近本当に半端ないのです。ちょっとそれを書き出すならこんな感じ。
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ここはクリエイティブな物書きと、それをこよなく愛する読者さんが住んでいる国『カクヨーム王国』である。この国の人々は、誰のことも傷つけることなく、とても思いやりに満ち溢れた人ばかりだ。
『カクヨーム王国』では、それぞれのカクヨムさんたちが、それぞれの本屋さんを持っている。その本屋さんでは、なんとその店主のカクヨムさん達が書いたお話のアトラクションに、ほぼほぼ無料で参加できるのであーる。そう、例えばこんな感じに。
ここに一人のカクヨムさんがいる。彼女の名前は
まずワープをしてたどり着いたのは、自分の本屋だ。今日も自分の近況カフェに届いたお手紙や、アトラクションごとに設けられたポストに届いたお手紙に返信を書く。何やらにやけて返事を書いているようだ。少し気持ち悪い。おっと、失礼。ここは神聖なカクヨーム王国。誰も非難的な言葉を使ってはいけない。
一通りの返信作業を楽しく終えた彼女は、次に、「いでよマップ!」と声を上げ、目の前にホログラムを浮かび上がらせた。カクヨーム王国の地図だ。そして、今日はどこに行こうかな? などと考えているようだ。
――今日は、こないだ行って楽しかったもふもふイケメンのところにしよっかな。新しいやつ出てるみたいだし!
と、「現代ファンタジーシティ」にある、【キミと僕のミラクルスター:作者 まきむら唯人】というボタンをタッチする。するとどうだろう! あっという間に、【キミと僕のミラクルスター】の扉の前についた! さすが妄想内。なんでもアリーナだ。
――めっちゃ可愛いんだよねぇ、このお話。でもって、なんかちょっとコメディ入ってて、ツボってるんだ♡
などと言いながら、しばしこのアトラクションを脳内満喫。動物カフェのちょっと頼りない店長さんと、可愛いハムスターや黒猫ちゃんたちが、なぜかバトル物語を展開する。そんなギャップ萌えを楽しんだ彼女は、このアトラクションのポストにお手紙を書いて入れ、ではまた〜と言って、ショップを後にした。
さて、次はどこへ行こうかな♪と浮かれながら、せっかく来たなら都会も行ってみるべか、と、「総合シティ」へワープ!
おお!さすがカクヨーム王国内でも首都がある街だけあって、活気付いている。空中には、ホログラムの看板が色とりどりに浮かび上がり、そのホログラムにはいろんなお話の広告が載っている。時には、「カクヨムコン」のようなイベント案内も。
街中を行き来する人は、異世界転生ワールドのコスプレをしていたり、時代劇のような格好をしていたり、はたまた猫だったり、美人なお姉さんだったり、ロボットだったり、血塗られた衣を纏いふらつく怪しい男だったり、普通の高校生だったりと、様々だ。ここ、カクヨーム王国は、その人の個性を最大限妄想できる世界。なんでもアリーナだからである。ただ、ちょっと露出が多い系の人が、あぁんっ♡などとみだらな声を出しすぎると、追放されてしまうそうなので、そこは注意が必要だ。
さて、そんな都会で、いろんなカクヨムさん達を観察して満足した彼女は、繁華街である「異世界転生シティ」にはいかず、大好きな「ミステリーシティ」へと向かうことにした。
「ミステリーシティ、【ノアの箱船 〜死人に口あり。猫娘、死者だけが乗れる船に乗り込んで、真実を見つけることにしました〜:作者 薄井蘭】へ行きたい!」
またまた一瞬でミステリーシティにある、【ノアの箱船 〜死人に口あり。猫娘、死者だけが乗れる船に乗り込んで、真実を見つけることにしました〜:作者 薄井蘭】の扉の前にワープした。
――このお話、すごい描写が可愛くってアニメ見てるような気になってくるんだけど、お話がだんだん進んでいくと、マジミステリー。これまたそれがたまんないんだよねぇ。
こうして、今日も最新話まで、お話の世界観が脳内で繰り広げられる妄想アトラクションを満喫。
――みんな生きてた時の問題が色々あるんだな。深い!本当ミステリーや!
などと思っていると、服のポケットに入れていたスマホがピコンと音を立てた。
「お!いつものあの子が近況カフェにきてる〜!急いで自分の本屋カフェへレッツラゴー!」
便利。妄想世界。さすがカクヨーム王国だ。願うだけで、もしくは少し指を動かすだけで、あっという間に自分の近況カフェについてしまった。
「ちわちわ!そうそう今日は言いたいことがあったんだったわ。さてはおぬし、し、師匠のところでわしの変な話をしたではないでござろうなぁ〜!」
「えー? 女神様のとこでぇ? してないよーう?笑」
「それはジーマーでござるかっ!」
「え? それは私のお話かしら(o^^o)」
「「
などと、しばし、近況カフェでお楽しみのお時間である。そんなこんなで日も暮れて、もう現実ワールドへおかえりの時間。あっちの時間はもう深夜だろうか?時間の感覚が多少ずれているのが否めないが、まぁ仕方ない。そこは妄想でなんとか調節しておこうか。
そんなカクヨーム王国は今日も平和である。こんな平和な世界はないのではないかと思えるほど、多種多様な考えを持った人をそれぞれが受け入れ、才能を認め合い、争いのない素晴らしい世界なのである。全く、現実ワールドも早くこうなって欲しいものだ。
と、心の声を呟きながら、そろそろ現実ワールドへワープする時間になったので、本日はここまでで!
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妄想つらつら書きましたものをお読みいただきまして、誠にありがとうございました。カクヨーム王国のように、いつか世界中の人がそれぞれの価値観を認め合い、戦争のない平和な世界になりますように。
祈りを込めて。
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