シソ初収穫と蕗と酒粕焼酎

2022年5月28日


 グリーンカーテンのキュウリが、いよいよ花を咲かせました。花が咲いたら、キュウリらしい姿を見せるまであっという間ですよね。楽しみだなぁ…と、毎朝せっせと水遣りしております。

 隣りに植えたゴーヤは、まだ本格的ではない様子。キュウリは下葉が枯れやすいので、ちょっと遅れて成長してくれると最高なんだけどなという親心を汲んでくれたのかも?



 さて、先日のこと。


 職場にて、アルバイトの学生君から相談を受けまして、まあ偉そうに色々と助言になるようなならないようなことを云々かんぬん伝えたりいたしまして。私の前職に関わりのある内容で、今の仕事と業務内容はほぼ一緒とはいえ、やり方が少し違うもの。それを、急遽任せることになった学生君。どうやら、ずいぶんと不安だったようです。

 結婚する前は、そちらの仕事の方をメインにしていた私。それはそれは偉そうに、「あーした方が良い」 だの 「こーいうのはやっちゃダメ」 と彼に伝えただけなのですけれど、どうやら数日前に無事にその仕事を終えた彼がお礼にと―――なんと! お酒を持って来たのです。


 あら、学生君。あなた、よくわかってるわね!


 それがまた、選択が渋い! 酒粕焼酎という、日本酒の酒蔵で作られた焼酎でした。実は私、酒粕の焼酎は初めて。どんな味なのかもわからないけれど、とりあえずは和のつまみでしょうってことで、昨日偶然にもご近所さんからいただいたこの時期ならではの食材、ふきと一緒にいただくことにしました。



【蕗】



 蕗は似ても炒めても好きなのですが、下処理がまあ面倒ですよね。塩もみして? 湯掻いて? 皮向いて?

 でも実はご近所さん、下処理を終えたものをくださったのです。


 これからは、お母さんと呼ばせてください!


 しかし、蕗っていうのは宿根草で、いつの間にか育ってるというイメージ。ほんと、丈夫な植物だよなぁと思っていたのですが…。調べたら、キク科なんですね。

 そりゃぁ、丈夫だわ。――――と、「キク科は勝手に育つ説」を唱える私。だって、近所の畑のまわりとか、キクばかりじゃございませんか?


 てことで、蕗は油揚げと一緒に白出汁で煮ることに。


 もう1品、何か無いかなと庭に出ると、シソが食べごろとばかりに柔らかい葉を茂らせていたので、何枚か収穫。種から育てた子を、いよいよ初収穫です。




【紫蘇のナムル】



 この時期のシソは、まだ柔らかくて香りもあって最高ですね。薬味としてはもちろん優秀なシソですが、今回は頑張ってメインになっていただきます。


 てことで、千切りにして、ごま油とポン酢と胡麻で、シソのナムルにしてみました。

 あっという間にしなしなになってしまうので、作るのは食べる直前。でも、シソを切ってしまえばあとは混ぜるだけですから。私らしい、料理と呼んでいいのかわからないレベルの料理。ははっ。


 あれ?和食じゃない? まあ、ぎりぎりセーフということで。


 初めていただいた酒粕の焼酎は、日本酒らしいほわっとした優しい味わいを残しつつ、キリッとしたお味でした。おすすめのロックでいただきましたが、後味もすっきり! こりゃあ、飲み過ぎないように気を付けねば!


 学生君に感謝。









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