第10話 ボクの初配信③
:い、生きてるか?
:ああ、なんとかな...
星空ラムネ/Hoshizora Ramune
:いい光景です
:鬼だ笑笑
『それじゃあ決める事決めたから、配信終わろうかな?』
/ピコ
『あ!通知切るの忘れてた!』
念入りに確認したけど実際は穴だらけで恥ずかしい...
:ちょっと抜けてるところもカワイイ
:↑似たようなことしか言わなくて草
2期生担当:切らないとだめですよー
:お叱りキタ
『ご、ごめんなさいです...』
:はいカワイイ
:お兄ちゃん許しちゃう
:お姉ちゃん許しちゃう
2期生担当
:可愛く言っても許します。
:許してるw
『えっと、質問返答した方が良いみたいだね!それじゃあ時間的にも二つ三つくらいかな?』
星空ラムネ/Hoshizora Ramune
:コメントに書く感じでやるの?
『ましゅまろ?っていうのがあるらしいけど、まだ何もやってないから今日はコメントに書いてもらうね!』
:よっしゃ!
:始めたきっかけは?
:うどん派そば派?
アイン/Ain
:スリーサイズ
:ヤバww
『え、えっと、きっかけは社長に誘われたから...かな?もともとやってみたかったんだけど、いろいろあってこうなった感じ...詳しくは言えないからごめんね..』
:全力で許す
:許さぬ者がおればここで叩き斬ってやる!
:侍混ざってて草
『つ、次は...ボクはうどんかな。おそばはアレルギーで食べれないんだよね...いつか食べてみたいなあ』
:アレルギーは仕方ないよね
:俺うどん食ってくる
;俺も
:そばは二度と食わない
『ちょっと、みんなはおそば食べても大丈夫なんだよ!ボクの分も食べてほしいな』
:上目づかいカワイイ
:ちょっとゆでてくる
:わんこそば食ってくる
:くそ!私も食べれないわ!あ、でもお揃いか~
:溶けてるわこれ
『しずねえかな?お揃いだね♪』
:....グッ!!
:また死者が、、
:てぇてぇ
『アイン先輩は...あ、放置でいいみたい』
アイン/Ain
:解せぬ
二期生担当
:対策済みです
:www
『時間的に最後の質問だね!えっと、”仕事で疲れた俺を癒してくれ...”』
:お、おまえ...
:これで気持ちよく逝けるのか...
:生きてよかった....
:一思いにやってくれ
:覚悟はできた
『あ、ちょっと待っててね!』
ブツンとマイクが切れる音が聞こえたのもつかぬ間にまた音声が戻る。そしてその音声は右耳から聞こえたのだった。
:ま、まさか
:よ、よせ
:そんなものを使っては!
:映画で草
『しずにい、いつもお仕事遅くまでお疲れ様。大変だと思うけど頑張ってるしずにいはボク...好きだよ』
:おおおおおああああああ
:aaaaaaaa
:いまなら何でもできる
:十六連勤がなんぼのもんじゃ!
:姉バージョン無くてよかった,,,
:てえてえ
アイン/Ain
:ウッ!
『あ、時間になっちゃったね。もう少しやりたいけど今日はこの辺りにするね!お疲れ様~』
----放送は終了しました-----
:お疲れ様~
:おい!しっかりしろ!
:otukaresama
:お前..入力がぁ....!
◇◇
《初配信》えっと、初めまして...です!《セカプロ二期生》
20.415人視聴 20XX/05/XX 1.420⤴ 21⤵
氷柱ゆい/Turara Yui
登録者数 2.6万人
◇
こうして、のちに伝説となる初配信は大成功を収めた。
この時尊死をした人たちはいったい何人だったのだろうか、それは誰も知らないが、一番本人が知らなかったと言える。
セカンドプロダクション一期生
アイン/Ain
「あれ?なにやってんの?」
「あ、マスタ~」
◇
セカンドプロダクション最初のメンバーにして最も人気のあるのがこのアインである。
アイン/Ain
登録者数 147万人
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます