42
42
僕はミリーさんに話しかけてみることにした。やっぱり話題は剣術についてだよね。
「ミリーさんは何歳くらいから剣術を始めたんですか?」
「うーん、何歳くらいなんでしょう。物心をついた頃にはすでに剣を扱っていましたので。もちろん、剣と言ってもナイフやショートソードの類ですけどね」
「幼い子どもだと、それ以外の刀剣類は重すぎますもんね。で、ミリーさんが現在使っているのは片手剣ですよね?」
「ですね。ロングソードだと攻撃力は大きいですが、どうしてもスピードが落ちてしまいますので。かといってショートソードだとスピードは上がりますが、リーチと攻撃力の面で劣ります。片手剣はそれらのバランスが取れていて、私には扱いやすいのですよ」
「片手剣はミリーさんの可憐さと華々しさにピッタリですね」
「っ!? あ、ありがとうございます」
ミリーさんは目を丸くしつつ、頬を赤くして照れていた。でも本当のことなんだから照れる必要なんてないと思うんだけどなぁ。
さて、次は誰と話そうかな?
●ジフテル……→9へ
https://kakuyomu.jp/works/16816700429434671245/episodes/16816700429435046756
●ネネ……→33へ
https://kakuyomu.jp/works/16816700429434671245/episodes/16816700429435461995
●やっぱり話をしない……→51へ
https://kakuyomu.jp/works/16816700429434671245/episodes/16816700429435803118
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます