第六章までの魔法用語解説
魔法用語&魔法まとめ
魔力:その人の魔法全体の能力を指す。
魔法力:MPと同じ意味。残りどれだけ魔法を使えるか残量を測るときに使われる。
消費MP:具体的にどれだけの魔法力を消費するかの目安。
魔法攻撃力:攻撃魔法の威力を指す。
魔法回復力:回復魔法の効果量を指す。
□初歩魔法
全ての魔法の基礎となる魔法。
大体の魔法使いは四種類全て使えると言っても良い。
なので表記省略されている。
攻撃魔法の基本、指から矢(又は弾)を飛ばす魔法。
威力はかなり低く、よほど技能レベルと魔力が無いと使い物にならない。
属性魔法の基礎、名前の通り明かりを灯す魔法。
それ以外も水を温めたり火を付けたりなど生活の為に使われる。
回復魔法の基礎、簡単な傷の応急処置を施す魔法。
ベルフラウは最初<中級回復>並みにレイを回復出来たが、
レイのHP最大値が低かったのが理由。以降使うことは殆どない。
魔法を使用するための基礎中の基礎。
全ての魔法に工程が組まれている。魔法を使った装置の起動に必須の魔法。
エミリアがレイに渡した指輪は魔法学校の新入生に送られる支給品。
この指輪を使用すると魔力発動の補助をしてもらえる。
□自然干渉魔法
属性攻撃魔法の別称、初級魔法は詠唱しなくても使える。
初級、中級、上級、極大と増えるごとに詠唱時間と威力が増していく。
炎魔法、小さな火の玉を飛ばす魔法で範囲は狭い。
攻撃魔法で最も覚えやすいため、エミリアはレイに最初に覚えさせた。
魔法剣と相性が良く威力を底上げしやすい。
炎魔法、中範囲に炎の渦を起こしてダメージを与える。
威力や範囲のバランスが良く、初期エミリアの得意魔法。
序盤は強力だが後半は炎属性に強い敵が増えたためエミリアが泣いている。
炎魔法、敵を中心に赤い霧を発生させ地獄の炎を呼び寄せる。
前方に炎を集中させるタイプも存在する。
最初に登場した上級魔法。広範囲、高威力の扱いやすいエミリアの得意魔法。
ただし味方と距離を離さないと巻き添えを食らい、詠唱時間も長い。
氷魔法、遠隔で敵に座標を合わせる魔法で範囲は狭い。
凍りつかせることで敵を足止めする効果があり、魔法使いにとっては重要。
攻撃威力は低く敵を倒しきれないが、レイは魔法剣で威力を補う。
氷魔法、空気中の水分を凍らせてそれを敵に集めて一気氷結させる。
中範囲だが若干狭め、威力よりも範囲で足止めさせるのが重要な魔法。
また上手く使えば氷の壁のように出来る。
エミリアはこの魔法が不得手で詠唱に時間が掛かる。
氷魔法、やや広範囲を一気に凍らせ分厚い氷で固める魔法。
非常に強力だが詠唱は長めで大体ボスには効かない。威力は十分に高い。
雑魚モンスターならこれだけで倒せることもある。
雷魔法、指やステッキを指した相手に電撃を与える魔法。
初級魔法では最も威力が高く感電させて行動制限を狙える優秀な魔法。
魔法剣と使用してもかなり優秀で便利。範囲は極端に狭い。
雷魔法、上空から飛来する雷撃で敵にダメージを与える。
敵が密接していれば範囲ダメージを与えられるが、範囲は狭めになっている。
中級魔法で最も威力が高く、感電による麻痺も狙える。
魔法剣としては強力な攻撃方法で、
剣に伝わせるか斬撃直後に発動するかタイミングを選べる。
雷魔法、使い手によって攻撃方法が若干異なる電撃魔法。
強力な雷撃だったり、範囲を巻き込む電撃だったりと範囲も様々。
範囲を絞りやすく扱いやすい上級魔法。
風魔法、真空の刃を発生させて敵単体を切り裂く魔法。
魔法だが斬属性の性能を持ち合わせており使い勝手が意外と良い。
魔法剣だと飛ぶ斬撃になる。
風魔法、前方に強烈な爆風を発生させる魔法。
実は威力は殆ど無く、敵と距離を取ったり守りの要に使ったりする。
自身に後ろから発生させることで加速を付けたりも出来る。
風魔法、超広範囲に強烈な竜巻を起こす魔法。
恐ろしく範囲が広く上級魔法にしては詠唱も短いが威力にかなりムラがある。
まともに地上で使うと味方を巻き込んでしまうため、エミリアはほぼ使用しない。
□複合攻撃魔法
自身が使用する魔法を掛け合わせて別の魔法を生み出すことが出来る。
消費MPは元の魔法に依存する。
汎用性が高く、ある程度自由に魔法を組み換えることが可能。
<初級炎魔法>3回と<中級爆風魔法>を複合させた魔法。
<魔法の矢>と<初級氷魔法>の複合魔法。魔力次第で弾数を増やせる。
<初級攻撃魔法>全種類を使用した複合攻撃魔法。要は同時攻撃。
<初級風魔法>を左右で同時に飛ばしクロスさせ切断力を上げた魔法。
<初級爆風魔法>を連発させた魔法。
レイが使ったのは更に<魔力食いの剣>で上乗せして威力を大幅に上げている。
緊急時で考えてる暇が無かったので名前はレイがその場のノリで付けた。
<中級氷結魔法><中級爆風魔法>の複合魔法。
<中級火炎魔法>と<中級爆風魔法>の複合魔法。
□極大魔法
<鼓動する魔導書>に内包された魔力とエミリアの数日分の魔力を全て使用した魔法。
あまり広い場所ではないとはいえ集落を氷漬けにした。
氷属性、範囲は超極大、消費MPは推定400以上なので通常時では使えない。
??????
??????
??????
□地属性魔法
レベッカの使用する攻撃魔法。
通常の属性魔法とは異なる体系で希少で使い手は少ない。
瓦礫や石などを浮きあげて敵に散弾のように浴びせる魔法。
<礫岩投射>の広範囲技、威力にムラがある。
遠隔で石の壁を発生させる。主に壁として使う。
地割れを発生させる魔法。地割れに落ちれば当然敵は死ぬ。
使用者の周囲から石柱を発生させる。ゴーレムを突き飛ばすくらいの威力。
一度に発生させる石柱の数は使用者に依存する。
□闇属性魔法
周囲を闇で覆う魔法、強そうに見えるが見かけ倒し。
闇を集束させ大きな球体にして放つ魔法。威力は髙い。
闇を具現化させ投擲の槍に形を作ったもの。
頑丈な鎧を貫通するほどの威力がある。
広範囲に闇の炎を発生させる。<上級獄炎魔法>の劣化版。
単体対象魔法、人魂のような魔法を対象に接触させHPを奪い取る。
単体対象魔法、人魂のような魔法を対象に接触させMPを奪い取る。
□光属性魔法
光を放ち、目を眩ませる魔法。闇をかき消す効果がある。
敵を浄化し天へ還す魔法。範囲によって消費MPが増えていく。
基本アンデッドにしか効果が無いが、ベルフラウは対象が更に広い。
幻惑を打ち消す魔法。下位の精神異常なら打ち消すこともできる。
□回復魔法
初級回復魔法、軽傷ならこれで十分直せる。
中級回復魔法、ある程度のダメージはこれで十分治せる。
上級回復魔法、名前詐欺。完全回復するかは使用者次第。
自然回復効果を飛躍的に高める魔法。
毒を治癒する魔法。接触しないと使えない。
毒、麻痺、束縛、凍結、などの外的な状態異常を纏めて回復出来る。
□防御魔法
物理防御を高める魔法
魔法防御を高める魔法
範囲内の味方の物理防御を高める魔法
範囲内の味方の魔法防御を高める魔法
範囲内の味方のブレス系、炎、氷などを軽減する魔法
驚異的な状態異常、即死、呪いなどを一度だけ弾くことが出来る
特に習得難易度が高い魔法でかなりの才能と修練が必要
□付与強化魔法
レベッカの使用する強化魔法。名前がまんまなので効果は省略。
魔法レベルが高いほど効果が底上げされる。
一度だけ確定で矢や投擲による攻撃を防ぎ、効果時間の間一定確率で矢がすり抜ける。
効果時間中は対象者に銀のオーラが付与される。
詠唱が少しだけ長いが(中級攻撃魔法並)上記全ての強化を付与する。
この魔法だけは技能レベルの影響を受けずに<付与強化魔法Lv30>と同等となる。
レベッカが心から信頼した人物で無いと発動できない。
そのため自身には使用不可能。
実はミリクがレイに使用した魔法もこれと同じだが対象に制限は無い。
味方全員に僅かな時間加速を発生させる。
主に移動速度をアップさせるために使用する。
□弱化魔法
敵の能力を下げる魔法、効果は名前そのまま。
敵一体を眠りに誘う魔法。
□封印魔法
敵一体を縛り付けて行動制限させる魔法。
力の強い相手や巨体だと長く持たず、継続的に縛るとMPを追加消費する。
使用者の影を踏んだ敵に発動。移動停止と行動遅延を発生させる。
敵一体の魔法を遅延、又は封印する魔法。
どちらが発生するかは使用者の魔力と対象の耐性次第。
色々な付与効果を無効化する魔法。<束縛><魔法妨害>も解除出来る。
対象を冷静にさせる魔法。場合によっては眠らせる。
□失伝魔法
ほぼ現存しない。又は使用者が稀な魔法の総称。
纏められているが、実際はどれも別系統の魔法である。
知性のある魔物、幻獣、野生動物と契約を交わすことで使用できる。
<空間転移>と同じ理論で呼び出し、使役する。
指定した範囲内の重力を操り、敵を圧迫する魔法。
本来一部に認められた術者以外の使用を禁じていたため<禁呪>扱いだった。
今では使用者そのものがほぼ居ないため<失伝魔法>扱いされている。
他者のMPを共有し効果解除するとMPがそれぞれ配分される魔法。
人間が使える魔法では無かったが、レベッカがミリクを見て勝手に覚えた。
名前の通り死者を蘇生する魔法。一応、ミリクがレイに使った魔法。
体が無事であり、魂が抜け出ていないことが発動の条件になっている。
あのまま放っておいたらレイは目覚めることは無かった。
実は未登場の魔法だが、効果は<死>と全く同じ。
心臓を破裂させ即死させる魔法。使い手は恐れられ秘密裏に処刑された。
□魔法剣
レイが使う技能だがそんな魔法は存在しない。
勝手に名乗ってるだけである。名前も好き勝手に付けている。
□探索魔法
ダンジョン探索には必須の魔法。実はまだ出ていない魔法もある。
宝箱、又は部屋に罠が仕掛けられていないか判別する魔法。
ある程度魔力がないと失敗率が高いため実はあんまり役に立っていない。
宝箱や部屋、通路などの罠を無効化し解除する魔法。
単独で使うといちいちMPを消費するためこれも使い勝手が悪い。
ダンジョンから脱出する魔法。
とある結界が張られていると無効化されて発動しなくなる。
□その他
アイテムを一つ指定して詳細を見る魔法。
<存在秘匿>があると妨害されて正確に見れなくなる。
対象指定して詳細を見る魔法。
<存在秘匿>があると妨害されて正確に見れなくなる。
レベル差に応じて見れる情報も制限される。
索敵魔法、使い方は色々。
基本的には動く生物の位置と数を把握する魔法。
敵の魔法を自前の魔力で無効化、又は軽減させる魔法。
<魔力発動>を進化させた魔法で詠唱が不要な代わりに燃費が悪い。
□呪い
顔の無い化け物が使用した魔法。
範囲効果、受けた対象は昏睡する。
死の宣告が付与され、術者を倒すか目覚めさせない限り死亡する。
昏睡している間、恐ろしい悪夢を見続ける。
一人を対象、眼に見えるものが全て狂う。
幻惑、恐慌、混乱、発狂などの精神異常が同時発生する。
長くこの状態で居続けると対象は死に至る可能性が高い。
一人を対象とし、即死させる。
耐えきった場合は代わりにHPダメージになる。
顔の無い化け物はこれをレイに掛け続けていたため反撃できなかった。
本来ならレイは発動中に限界を迎えている状態で戦っていた。
□魔眼
<魅了の魔眼>消費MP10
対象一人を魅了する特殊な魔法。
対象が使用者に好意が無ければ発動は出来ない。
<麻痺の魔眼>消費MP10
見たものを任意に麻痺させる特殊な魔法。
ミライが主な使用者だが、レベッカも一度だけ使用している。
耐性が無い者には通用するが、大概の魔物は弱耐性を持っているため効き辛い。
□権能
<次元転移>
レイとベルフラウが転生の間から異世界に来るときに使用。
<空間転移>
一言で言えば瞬間移動。実は極少数の魔法はこの応用。
<大浄化>
女神のみ使用可能。<浄化>の上位魔法。
<隔離の世>
女神のみ使用可能。一部の空間を切り取り存在を薄くする。
□結界
<防御結界>
円陣を引いて魔力を込めて発動させる。
光の柱となり弱い魔物は魔物は近寄れず攻撃をある程度無効化する。
本格的な魔法陣にすれば効果が上がる。
<補助結界>
術者の足元に魔法陣を描くことで発動する。
使用する魔法の効果を底上げする。
<拠点結界>
円陣を描いて発動させる。
結界内にいると過ごしやすくなり疲労回復しやすい。
<反結界>
特定の魔法を指定して無効化させる結界。
<幻の世界>
入ったものに幻覚を見せる結界。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます