第590話 フロント皇女燃え尽きて降伏する。
「ギャランべー!
ギャランべー!
あぁギャランべーーーーーーー!」
は!
夢か!
そうね!
夢なのね!
目を、覚まして起きるフロント皇女。
このベッド、すごく心地いい。
知らないベッドだ!
は?
どういうこと?
アレは、夢よ!
ここは?
宿屋?
下に下りる。
一階は、食堂であった。
宿屋の主人
「起きたのかい?
今、朝の定食を作るから!
座って待っていてくれ。」
なんとなく、座る。
水を出されたので飲んでみた。
美味しい…
すごくまろやかな水だ。
そして、定食が運ばれてきた。
パンとカレーシチューと、
レタスのサラダだ。
ズン!
すごくお腹にくるヘビー級の
食べごたえ。
だけど、美味しい。
そこに、タラント達が来た。
タラント
「起きられましたか。」
何でも、ここは…
パイン街…
アレ?どこかで聞いたような?
街を散策することした。
しかし、ある宿の前を通ったときに、
どこかで聞いた声で、
「ギャランべー!
ギャランべー!
ギャランべー!」
と、2階から聞こえてきた。
思い出した!
夢ではなかった。
ドサ!
フロント皇女は、気を失い
その場で倒れた。
そして、次に目を覚まさたとき。
私のベッドの横に、
ヤツがいた。
フロンティア
「足は、有るからね。」
生きていると、言いたいらしい。
ヨーが助けたと、聞いている。
一時間の差で、私が姉である。
何故かヤツの方は、認知されなかった。
それは、謎だった。
公然の秘密だった。
あの前世の父親の皇帝に聞くが、
決して、口を割らなかった。
だが、今はその理由がわかる。
元管理者達が、コイツを私の踏み台にしたからだ。
潮時か?
フロント皇女
「ハァ… 遺言くらいは書いておく。
インフルエンザか…
まぁ、もし罹ったら特効薬でも
すぐに飲んでおいて。」
フロンティアが喋りだす。
ヨーに助けられたあと、
霊星にしばらくいて、
旧地球の最後を見届けたらしい。
そして、移民したらしいけど、
私の小細工を、監視していたらしい。
そして、ヨーの関係者がやってきて
色々と相談した結果、
霊体離脱して、
身体をコールドスリープ装置に入れて、
天界で、修行と事務仕事していたらしいのだ。
ちなみに、今のマルダス世界の
新しいスキルアナウンスは、
フロンティアの声の合成音声らしい。
で?
フロンティアは、
既に私のこの状態になるのを予期して
用意していたらしいのだ。
フロンティア
「これが、地獄ブートキャンプ!
案内のチラシ。
食わず嫌いの精神は駄目よ!。」
簡単には、死ねないらしい。
まぁ、借り物の力よりも
己の力量を知った以上、
修行するしかないな。
改造された魂の復元手術を
受けることにしたハァ〜
タラントに国政の代理をしてもらう事にした。
兄(第二皇子)も、私の事を聞いて
修行として、
パイン街で働く事になったからである。
そして、一応マルダス世界援軍として、
籍は置いてもらう事になった。
今は、天界のとある所にいる。
私は知ってしまった。
フロンティアが、かなり頑張って
地位を持っていることを。
だが、フロンティアは言う。
今、一番の難関はとある所のメイド枠らしい。
まさか!
魂の状態を聞いて、
手術の同意書を書いて、
そして、その後のブートキャンプを
予約する。
手術は、寝ている間に終っていた。
そして、地獄の超空間でブートキャンプに
挑戦する。
なんとか、魂の存在率の安定を
自力でできるようになった。
この空間は、ここの100時間は
地球の1時間らしい。
特訓が、始まった。
そして、今日はとんでもない所で、
いきなり、実地研修らしい。
メイド・トロイ
「さて!皆さん!
精霊・妖精界出身の方も、
人間界出身の方もいますが、
自分の長所と短所をよく理解して、
仕える事を学ぶ研修です。
しっかりと、慌てず対応してください。」
フロント
「ハイ(?!)
まさか?ここって?」
用!
「ただいま!
さてと、いい加減あの外道達の
地球侵略を辞めさせないと。」
メイド・トロイ
「おかえりなさい!ご主人様」
フロント含むメイド見習い達
「おかえりなさいませ!
ご主人様!」
メイド・トロイ
「うちでは、おかえりなさいなのよ!」
フロント含むメイド見習い達
「おかえりなさい!ご主人様。」
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