第584話 ゼーロ再起動!
時は遡る!
太平洋基地の外道王達は、
禁断のカタストロフィー・デストロイヤー装置を起動すると、マルダス世界のブリンド王に通知する。
カタストロフィー・デストロイヤー?
ハイ?簡単に言うと次元を無茶苦茶にかき混ぜてしまう装置!
どんな状態になるかと言うとですコンビニや、ハンバーガーチェーンで売っている、シェイクみたいに、地球をドロドロにしてしまう装置である。
だが、パンデビート王、フェントロー王は、本気で起動なんて考えてなかった。
では、なぜそんな事を言ったのか?
負け続けでカッコ悪かったからである。
それが引き金となって、ブリンド王が外部演算コアのオーバードライブモードなんて、つかうとは、思わなかった。
そして、
今、恐ろしいアナウンスが!
新・デストピア大陸制御OSシステム
「ピーーーーーーー!
ブリンド王固有言語キー入力
[バカメ]確認しました!
オーバードライブモード2稼働!
ピーーーーーーーーーーーーー!
もう一つ言語キー入力
[バカメ]を確認!
再度確認します!
最終稼働モードキーを確認!
[バカメ]確認しました!
(←第505話の方のキーワード)
演算コア!放出モード起動!
稼働まで、あと10分」
パンデビート王
「オーバードライブモード2?
ブリンド王のヤツ死ぬきか!?」
フェントロー王
「最終稼働モード?
永遠なる我らに、そんなモード設定するわけがない!
放出モード?
何を放出するつもりだ!」
そして、
二人の前で
停止するブリンド王の外部演算コアがわりの
レトロゲーム機。
打ち上がる
大事な
大事な!
ものすごく大事な!
大型中央外部演算コアがユニットの
八面体ガラス大型コア!
そして、
花火となった。
それと同時に、新・デストピア大陸を守護していた外道軍最強のマーネ将軍が意識不明で倒れる!
それすら気がつかないほど、
ショックを受けた外道軍!
そのまま3日間
全く外道軍の動きはなかった。
動き出したのは5日後の事である。
全世界の新聞の一面にある写真が出た!
ブリンド王逮捕!
警視庁に、武装した警官達に連れ込まれて行くその動画は、外道軍にとんでもないインパクトを与える!
だが!外道軍だけではなかった!
アメリカ・ニューヨーク!
レストラン街が、沈黙していた。
イエローキャブが、通りに散乱して煙を吐いている。
ニューヨーク市警の赤と青の回転灯が回っているパトカーが、辺りを封鎖しているが、動く人がいない。
ただ、氷漬けの警官と、観光客と、レストランのウエイターが立っているだけである。
そこで、誰かが食べていたピザをたべる(仮)外道管理者1号。
奴は起きていたのではなく、腹が減っので分身を作って食事をするためにニューヨークを襲ったのである。
冷凍庫の中の物も、全て食べた。
ハンバーガーショップの店員を、殺さない代わりに、全ての在庫を調理させた。
そしてですテレビを見る!
このニューヨークの現場ばっかり映っている。
つまらない!
そして、通りの新聞屋から、一部新聞を取って何気なく見ると、ブリンド王が連行されている写真だった。
(仮)外道管理者1号
「何やっているのよ!あのクソ王!」
その怒りの叫びで、衝撃波が発生する!
割れるガラス!
ビルの上から降り注ぐ割れたガラスが、テレビ中継者と、そのクルーを襲う!
(仮)外道管理者1号の分身は、本体に報告するために転移していった。
ロッキー山脈秘密基地
ゼーロは、起こされて不機嫌であった。
だが、(仮)外道管理者1号の分身が、集めた食事を食べる。
ゼーロ
「何だと!ブリンド王が逮捕された?」
ブチギレのゼーロ!
(仮)外道管理者1号と共に、太平洋基地に行くが基地の外道軍は王と、共に放心していた!
ゼーロ
「目を覚ませ!このボケ共!」
ビク!と、なってやっと動き出す外道軍!
しかし、
その怒れるゼーロの頭を、
後ろから、気配無しでつかむ
血まみれの大きな手が、あった!
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