第573話 (休憩回)とある宴会にて。その1

 東京湾防衛戦!


 そして、東京駅での戦い!


 それが、終わったのだが…


 戦闘後の興奮は終わらない!



 現地の食堂を急遽貸し切りにして、


 まず、食事が振る舞われた。


 警察・自治体・自衛隊関係者との話し合いは、大岡警視正が請け負った。


 現地では、大賑わいであった!





次の日


 テンアトミックランド


ここに、闇の精霊王・妖精王達を筆頭に花の妖精王や木の精霊など、風・土・火・魔導以外の精霊王・妖精王が、前精霊・妖精界王ルットの前に土下座していた。



 その後ろに魔法少女達が、膝をつく。


 やはり、魔法少女になったから、わかるのだろう本物の精霊・妖精前界王の格はすごかった!




そこに、旧バージョンの姿でやってきた用!と、ヨッピー達。



用!が、ポン!という音と共に、今の高校生の姿になる。


用!

「ぬんさん、レンカさん。はじめまして。用賀 用と申します。


 今から、女子高生組の打ち上げが始まるから!」


メイド・ゆみに連れられて、ぬんと、レンカが会場に行く。



メイド・ゆみ

「大丈夫よ! 精霊さん達も来れたら良かったけど、話の内容がね。」



魔法少女レンカ

「聞くとヤバい内容なのですか?」


メイド・ゆみ

「う~ん、圧?霊圧?氣圧?とかが、解放されて話が始まるから、その場で平気なレベルの力を持ってないと、立つのも難しい。


 まぁ…内容は個人情報とか、聞かない方がいいような事も、話題に出るからね。


 話がまとまった後で、聞くほうがいいことが今回は多すぎる会議になると、私も言われているのよ。」



魔法少女ぬん

「凄い圧でしたがそれでも抑えられていたとは…。」



大田 ナナ

「オ!来た来た! さてと、では女子会を始めますか!」



そして、自己紹介を始める女子達。





そして、女子高生組が全員メイド・ゆみを含め、異世界勇者拉致の被害者だと説明する。


魔法少女ぬん

「皆さん、すごく魔力圧?霊圧?が普通の人よりも高いですが、やはりマルダス世界はとんでもない負荷強度の高い世界なのですか?」



二本杉 真菜

「負荷強度か〜。生活強度は、ハイプレッシャーレベルだったな。


特に、フロン!


あ〜、今のフロント皇女ね。


フロント皇女って、地球の古代トンデモ科学大国の皇女だったらしいけど、その皇女の前世の記憶が復活する前は、マルダス世界のブリードル帝国のフロン皇女だったのよね。」



七瀬 唯

「そして、古代でも用様の敵だった。」


大俵 あけみ

「まぁ、勇者なんて言われていたけど扱いは戦争奴隷だった。


最後は、自爆特攻を奴隷の首輪の呪力で強制されて、ドカンよ!」



大田 ナナ

「それで死にかけていた時に、用君に助けられたって事なのよ。


 だから、あのフロント皇女には気をつけないといけないわよ。


 全ての、精霊王・妖精王と契約しているなんていうことだからね。」



魔法少女レンカ

「だから、精霊さん達がフロント皇女には近づくなって言っていたのですか。」


魔法少女ぬん

「私の担当精霊さんは、古代地球国家の負の遺産だと言っていましたが、かなりヤバそうですね。」



そして話題は、これからどうするのか?


と、言うことになる。



メイド・ゆみ

「ぬんさん達から、妙なオーラが出てきてますが、これはひょっとして…」



魔法少女ぬん

「やっぱり不景気が、出てましたか。」


メイド・トロイ

「話纏まったよ!


その、不景気?というか不穏気の事もあるから


まぁ、話をしよう」




そして…


魔法少女ぬん

「え!あの派遣会社の派遣先ごと、ダメなオーラが出ているのですか!


 最近、ヤバい数字が出てきていると経理の娘が言っていたけど…。」



用!

「あの会社群は、外道軍が経営していたけど…


あの、自称・総理大臣のせいで勝手に内部のお金を使いまくったせいで、ヤバいらしいとネットでも噂になっていからな。」



ヨッピー

「政府公認の、魔法少女として活動できるようにしようと、考えているんだよ。」



魔法少女レンカ

「公認だと、いろいろ勉強しないといけませんね。」


魔法少女ぬん

「交番勤務の離婚したての、巡査との結婚も公認されるのですか?」



花の妖精王

「大丈夫だと思うよ。」



魔法少女ぬん

「やった!」



用!は、なんだかな〜という表情でその話を聞いていた。







その頃…


ハワイの結界内では!



ハーノ(元聖カルッティ第1王女)達と、地獄管理者達の助っ人は、地球管理者の大関係者でもある地球自身の分身でもある地球担当精霊と話をしていた。



地球担当精霊

「どうしましょう…


困りました。


マルダス世界のプリナ女王は、忙しい状態です。


なんとか、ヨーさんに連絡をつけたいけど土の精霊王と妖精がなにかと妨害してきます。


なんとか、謝らないと…


移民会議の時に、約束したのに…」



ヘル・ブラック

「たぶん大丈夫では?


地球での、魔法規制が決まって中世から近代に移るときに聞いたことがあるけど、マルダス世界では、魔法なければ生活出来ないところがあるから、魔力補助とかの要素を求められるけど、地球でのこれからは、人としての生きるための生き方の補助が、問題になるだろうな〜


なんて、言っていたから。」



「言っていたね。」



「そんな感じだよ!昔っから!」



ハーノ(元聖カルッティ第1王女) 

「だよね。そんなに、落ちこむことはないよ。


問題は、あの動く粗大ゴミ(魔導生体装甲)の処理を適切にしないと、地球が保たないからね。」



などと、会話しており結界の外のゾンビ!怨霊などは無視されていた。




しかし、その時テンアトミックランドでも、地球の意思でもあり、解決しないといけない問題でもあるマルダス世界移民取り決めについて、前精霊・妖精界王ルットが死ぬ覚悟で、用!に、お伺いを立てていた。


つづく


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