第566話 (特別回)崩れる乾いた粘土の仮面
原稿・原案(かなり前に制作)制作当時と、かなり変わってしまった現在(西暦2022年現在)の社会情勢を鑑みて、これから清書して発表する予定でした内容を大幅に削除、改変する事になりました。
そこで今回、後の物語にてゆっくりと解き明かされる予定だった、いくつかのネタばらし回になります。
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南極大陸
バホン・ホロン連合軍の司令室。
ここでおかしな動きを、するものがいた!
どうも、地獄第2戦隊ロックンサーカスの、
台理(ヘル・ジョーカー)と、申します。
少しの間、私が進行を務めさせていただきます。
皆さん!あれ??おかしいな?
この物語で、バホン先王の態度がコロコロ転がるサイコロの目のように変わるのに、妙なモノを感じた方もいらっしゃると思います。
そして、バホン先王に被害をかなり受けた、
大戸 ゆみ女史の、あっさり過ぎる態度にも不信感を持った方々がいたでしょう!
まずは、大戸 ゆみ女史の態度のネタばらしからです。
もともと、後の話でもオペレーション・バボンストライクなんて、バボン王国を攻撃する計画を立てている事からわかるように、ゆみ女史は、心の奥底ではバボン先王を全く許してはいません!
では、なぜ幽霊状態から主(用)が(黒い棺)の呪いを解いた後の、バボン国王との対談で復讐を合意内容に織り交ぜなかったのか?
理由は、簡単です。
1.主(用)に、黒幕をあぶり出すまで、辛抱してくれと暗に言われたからです!
2.死んだという事実及び感覚が無く、(黒い棺)の呪いで生きたまま怨霊にされていたので、本人に死んだとの心の底からの認識は無かったのです!
3.これが、かなり大きいのですが…
ゆみ女史の肉体は(黒い棺)の呪いよって100パーセント霊体に変換されてしまいました。
そして、主(用)によって、呪いが解呪されますが、その時にゆみ女史は実体化します。
主(用)とAIさんに、ダンジョンコア(白ロム)によって、安定化した実体化の計画を既に言われていました。
ここです!これがゆみ女史の精神の安定につながったのです!
男性諸君よりも、女性の皆様にはよくわかる事です!
そう!ゆみ女史は、歳を取らない身体を得たのです!
ほぼ不老です!
顔にシワが出来ないのです!
ゆみ女史視点では、殺されてはいないけど、死の苦しみを味わったけど!不老を手に入れた結果が出たのです!
なので、バボン王室との交渉時には、死んだという悲壮感、絶望、と言うものがない状態になっており、むしろ不老になったという高揚した(まぁヒャッハーにかなり近いのでは?)状態でした。
だから、腹が立ってもバホン先王達の黒幕をあぶり出すまで、我慢するなんて簡単な事に、彼女ので心の中では変化していたのです。
では、次はバホン先王です!
なぜ彼は、己の権力を使って主(用)に、自分が反省もせずに、痛みを伴わずに無罪にさせようとしていたのに、態度をいきなり変えて地球に侵攻した外道軍と戦うなんて言い出して、地球に来たのか?
そして、いきなり態度変えてダンディな男を演じてフロント皇女に意見と、嘆願をしたのか?
おかしすぎますよね!
そして…
実は、フロント皇女とバボン先王が裏で手を組んでいる!
とか、
実は、ホロン国王とフロント皇女は出来ていて…
とか、
実は、フロント皇女とバボン先王は、不倫を…
とか
予想されていた方々が、いても不思議ではありません!
そんな展開があっても不思議ではないほど、無茶苦茶なのが、この物語です!
ネタバラシをすると、バボン先王とバボン王国四公爵家が計画した、政治力学を使った自分達の復権を目指した陰謀だったのです!
フロント皇女は、その政治力学に利用されただけです。
彼らの頭の中の計算の過程を言いますと、
1.ご先祖のフロント皇女が復活した!
2.歴史書では、精霊王・妖精王全てと契約していたフロント皇女は、救世主(用)と互角だったらしいと記載(実は誤記)されており、その記述に自分達の復権の鍵があると、妄想した。
3. フロント皇女が子孫である、バホン先王達を優遇して権力をもたせるのは、当たり前だと妄想!
4.だが、なかなかフロント皇女がこちらの密書に返事を書かない。
5.しかし、互角だったフロント皇女が主(用)にきつく命令すれば、すぐにバホン先王達の復権が成功すると皮算用していたが、フロント皇女達が援軍として地球に行ってしまった。
6.フロント皇女無しでは、我々の復権計画はダメになる。なので追いかけるしかない。
7.そこで、反省したフリをして従軍する。
8.あれ?公爵家って1つは、廃止されたので五つだよね?
なぜ、4公爵家なの?
皆さん、1公爵家だけ主(用)と仲が良くて、ゆみ女史にも失礼な事をしていない公爵家がありましたよね?
かなり前の話になります。
第218話に、出てくるパール公爵とパール侯爵です。
なぜ、彼らはバホン先王と共に行動をしているのか?
ハイ、ネタばらしします。
主(用)に頼まれて、スパイをやっております!
貴族軍の内部工作も、かなりやっているみたいです。
では、前話の…
[しかし!全くの別の思惑で、じっと待っていた者達がいた!
しかし、まだ動かない!
敵が動くまで…動かない!]
なんて、言われた者達正体は?
ついでにネタばらしします。
ゆみ女史と、ヴァーミリオン姉妹です。
バホン先王に復習する気満々です!
そして、あと5話くらい後で、バホン先王の根拠もなく強いクソパワーメンタルの源泉があらわになりますよ〜♫
それでは、次話から元の形態に戻ります。
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