第562話 南極大陸の死闘!その1

 南極大陸!


 そこでも、戦いが始まっていた!


 日本代表、警視庁ファイブフォース!


 そして、ホロン・バボン連合軍


 実は、苦戦していると見られていたが…


 そうでも無かった!



 一度オーストラリアに撤退したときに、装備を取り替えて、武器もとんでもなく強くなっていたのである。


 そして、水の精霊王・妖精王の助力は恐ろしいほどのアドバンテージを生む!


 冷たくない氷と言えばいいのだろうか!



 そう!かつて無敵と言われたフランスのナポレオン軍を退けたのは、寒さであった。



 しかし、その大敵の寒さが半分以上減ったのだ!


 気温は低い!南極だから!


 だけど、水の精霊・妖精が頑張って干渉して、氷の大地からの寒さが無くなった!


 これは、すごいことである。



 ホロン・バボン連合軍も頑張っている!


 包囲作戦を展開!


 そして、それを縮小していったのである!



 外道軍の南極基地では恐慌が起こっていた!


 また、再び歴戦の戦士の行方不明が起こっていたのだ!


 出陣すると、しばらくして連絡が途切れる。


 悪夢の再来である。









警視庁ファイブフォースのベースキャンプ!



銭形警視正

「来ましたね!


(ドン!ドン!ドン!)


持っている銃?ッポイ者は、かつて対戦車ライフルと言われた物にそっくりなのだが…


少し違うモノだった!


公式射程5000メートル!


撃ち出す物は鉛玉ではない!


外道達に鉛玉なんて効かない!


だけど、外道達をスナイプしてきた!



撃ち出すものは強制転移弾!


他のファイブフォースの武器もそうである。



では、どこに転移するのか?



地獄だ!



生きたまま文字通り地獄行きになるのだ!


(その分地獄は、大忙しなのだがなぜか活気があった!)



騎士シー・ド・ダイハード

「(凄い銃の腕だな。本当に凄い!命中率97.5%なんて、まるでマンガの世界だ。


 この方を、お守りするために側にいるが、このしっかりとした落ち着き様…凄い…。)


そろそろ、第2段階に入ろうと思いますが、少し様子を見ましょう。


パプアニューギニア戦線に動きがありました。


あの巣篭もりしている敵に動きが出る可能性があります。」



ファイブフォース大岡

「動きがあったのか?」


情報官

「焼け野原確定だと、言われていたパプアニューギニア防衛戦を、パプアニューギニア軍・ジャングラー国連合が、無事守りきりました!勝ったのです。


そして、大教皇が五星隊4体を引き受けて戦闘に入りました!


ゲルーゲス将軍専用機がブリスベンに向けて高速移動をしており、フロント皇女を狙っているみたいなのですが、そのフロント皇女の契約した光の妖精王が3王女のうちの二人に隷属を強いいて、争いになり光の妖精王が破れました。



そのことで、未だに怒りが解けない2王女が土の精霊王と対峙していてる状態です。」



騎士シー・ド・ダイハード

「わかった。


なるようにしかならないか…」



新侯爵 三女ミリ・ド・パルサー

「できたわよ! 精霊・妖精達との合作!


爆弾氷!


これをあの遺跡近くに投げつけて、周りの氷を爆弾氷に変化させる!


そして、全て爆弾氷に変化されたら、


ドカン!


そして、あの遺跡の入り口が開く。


どう?」



銭形警視正

「いいと思います!


あの結界を、破壊しないとこちらも進めません!


そろそろ、あの本丸を崩さないと事態は先に進みません。


だが…これまでのデーターだと恐らく奴らはこの大陸と共に自爆する可能性が出ました。


なので…」




斥候兵

「大変です!


奴ら、うって出ました!


あの魔導生体装甲を動かそうとして、陣地拡大をしようとしています!」



情報官

「シドニーより急電!


ハワイに小部隊が接近している模様!


ハワイの溶岩を燃料にして、南極にエネルギー供給するつもりだと思われます!


こちらの戦力を全て全滅させるつもりで、うって出る可能性があると警報が出ました!」



ホロン国王

「女性陣は、今から撤退!


伝言を伝えてくれ!


俺等は、戦ったと!」



バボン先王

「(クソ!うまくいかねえな!)頼んだぞ! 俺等は人として戦う!」


銭形警視正

「警視庁組で、残るのは私だけでいいです。


最後に責任を取るのは…!!!


来たか!


早すぎる!」



ウィーン!!ウィーン!!ウィーン!!



警報がなる!


魔導生体装甲こそ、来なかったが歩兵の大軍と、自動戦闘キリングマシーンの大軍が、出てきた!


戦線を後退しながらの戦闘が再開した。




その急報がブリスベンにもたらされる。


フロント皇女

「土の精霊王! もうやめよ!


彼女達は、私達と同格!


光の妖精王みたいに、訳のわからない事を言って争っている場合ではないぞ!」


土の精霊王

「俺等は王じゃ! こんな小娘…


なんじゃ?!……」



ウィーン!ウィーン!ウィーン!ウィーン!


敵襲!敵襲!敵襲!敵襲!敵襲!敵襲!敵襲!敵襲!


ついに、ゲルーゲス将軍専用・魔導生体装甲が襲って来た!


ゲルーゲス将軍

「この霊波レーダーの反応は、土の精霊王か!


食らえ!極大荷電粒子砲!」



ドドドドドドドドドドドドドドドドド!



ブリスベン作戦本部が吹き飛ぶ!



キノコ雲が、立ち昇る!



しかし海上の各国戦艦は、目の前に迫る外道軍がおり、救援に動けない!



シドニーからも、キノコ雲が見えた!





ハワイ!


そこでも、既に戦闘が始まっていた!


ドブボード大佐

「フヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!


始めるぞ!魔導生体装甲!呪力ブースター全開!


さぁ!出てこい!怨霊達よ!


我が命令を聞いて、襲え!焼け!そして食え!


フヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」



メルード(元聖カルッティ第3王女)

「ふうん?


 こちらの予想通りね!!


 ざーーんねーーん!


 今、ハワイに民間人はいないのよ!


 全員避難済み!


 あら?


 エ?」


ヘル・ブラック

「ミス・メルード、主の命にて手伝いに来ました! 外道滅殺教での先輩と聞いております。


よろしく、おねがいします。」


ヘル・ホーク

「久しぶり! 助けに来たよ!

ブラックさんは、他の異世界で魔王をやっていたんだけど地獄で主と出会い、眷属となったんだ。


仲良くしてやってくれ。」



ヘル・メット

「久しぶりです!手伝いに来ました!


あと、ブリスベンには主が向かいます。


南極には、ヘル・ダックとアリス達が向かいます。」



メルード(元聖カルッティ第3王女)

「そうなの、それを聞くと一安心だわ。


では、始めましょうか!」


ヘル・ブラック

ヘル・ホーク

ヘル・メット

「「「オウ!」」」




 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


 ハワイでも、戦闘が始まりました。






 

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