第449話 バボン国王は、助かりたいのだが…

  死を覚悟を決めるバボン国王!


しかし、転移で助かる!


バボン国王

「ここは?どこだ?」


ものすごい狭い部屋だ…


とりあえず、出て見る!


あれ〜?湯気が〜?


ハイ?


バチーーン!


娘たちに、叩かれました!


いや、よく育った!


ゲフンゲフン!


後は、嫁に行けそうなのに!


何が足りないのだろう?


なんとか、説明する。


騒ぎを聞きつけてくれたのか、


ミイナ・ヴァーミリオンが来てくれた。


ミイナ

「ハァ〜杉谷に殺されそうだったから、


緊急回避ランダム転移かけた!


縁者の元に行くだろうなって


連絡が来ましたが…


まさか、女湯の更衣室でしたか…。」



ルルト・ラ・バボン

「本当に、殺されかけだったんだ!」


ミルト・ラ・バボン

「と、言うことは…王都も、落ちた?」


バボン国王

「すまん!」


その後、食堂に行く四人!


そして、バボン国王とホロン国王は


再会を果たす。


そして、困る!大いに悩む!


だが、答えが出ない!


もともと、根本的な答えなど無いのだ!


だが、もっと恐ろしい事を聞く!


「なんだってー!」


「ユミ・オオトの弟さんが、


ヨー様の住む国の国王の地位に匹敵する


総理大臣と言う地位だって!」



こうなると、少しどころでは無い


事になる。


貴族主義派の理論の根底が、


崩れた…。


民主主義国家と言う国家形態は、


経典にも書いてある!


だからわかる、総理大臣なる地位は


なかなか、なれない!



そして、ファーストレディーが、


王妃に匹敵するなら、


ユミ・オオトは…王女扱いしないと


いけない…


うわ〜!


その当時は、違っていても…


今は今!今でしょ!


ヤバイ!


えー(・_・;)!


地球に帰っている?


ギャーーーーーーー!∑( ◦д⊙)‼


帰る事が出来る!


マジおれたちヤバイ!


「この世界、吹き飛ばしてオレ帰るって!」


って言われて、すぐに実行出来るじゃん!


本当に、王国の価値が…。


どうしよう!


どうしよう!


どうしよう!


どうしよう!


どうしよう!


ホロン国王と、二人で


頭を、抱える。


□□□□□□□□□□□□□□□□□


その頃、目を覚ました先王達…


先王

「ステータスオープン!


ギャーーーーーーー!


ワシのジョブが、前国王から


色魔の強盗に成っとるぞ!」


元貴族達も悲鳴をあげるが…


どうにもならない。



そこに、大邪神がバボン王宮を急襲して


占領したと情報が流れる!



だが、なぜかバボン国王は無事に


逃げて縁者に匿われている。


と、情報がついていた。



???その報告を受けた者達は


混乱する。


側近兵からの情報だと、もう死んだと


思っていたなんて情報であった。



これは、大邪神側がバボン国王を


泳がす為に流した情報でもあった。


そして、ヨーと国王との本当の関係を


見るためでもある。



大邪神もオババ達も昔のヨーなら、


叩きのめすのが定石なのだが、


何故か、生きている…。


おそらく、国王を泳がしていると


判断したみたいだ。


実は違うのだが…結果的に


泳がしているから不正解ではない。



バボン先王と、その不愉快な仲間達は


気がつく…。



街に入る時、真贋判定の珠とか…


盗賊判定の珠とか、引っかかるよね〜。



どうする?


ステータスプレートでは、


元貴族とかすら出ない、盗賊の表記だけ!



そして…冒険者ギルドにとって


盗賊は、討伐対象!



どうしよう?


領主が、やってきた。


港街領主

「昨日のステータスアナウンスを


聞きました。今、パイン街になんとか


連絡取れるように側近を送りましたが、


絶望的でしょうね。


マイークラー街にも、


協力を要請しましたが、


無理でしょう。」



バボン先王

「息子の居場所は解ったのか?」


港街領主の執事

「今、パイン街から連絡が入りました!


バボン国王は、パイン街にいます!


しかし、パイン街は緊急事態宣言発令で


臨戦態勢に入りました。街に入れません。


そして、今後の事もあるので


こまめに連絡するとの事です!」



バボン先王

「入れない? でも、こちらからは連絡は


できるのだな?」



港街領主

「無理です。回線が繋がりません。


乗っ取り対策ですね!」


バボン先王

「繋がり次第、ワシがパイン街に行く、


そして受け入れるように言ってくれ。」


港街領主

「向こうがダメだといえば、


終わりですよ。」


バボン先王

「何度も言っているが、


そういう問題ではない!


では、パイン街は王家と戦争すると


言うのか!言ってみろ!」


港街領主

「だから、終わりだと言ったのです!


建国の勇者様達を怒らせ!


ヨー・ヨーガ殿を怒らせ!


そして、バボン先王のせいで王国は、


沈んだ!


そう、子孫たちに教えるのですか?


よく、自分のやったことを自覚して、


そして行動してください!」



あの当時の事が、ここまで大事に…


頭を抱える先王…


どうやって、脱出するかを考える領主…


職業が盗賊になって、何故かキレる


元貴族だったらしい者達。



今、港街が揺れていた!




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



先王は、反省していなかった!


ただ、逆ギレしていただけだった。


そして、ついに!バボン王都陥落…。


そして…そろそろ新章入ります。

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